第5364回の「見たくもない嫌な顔勢揃い」などで保守である自民党の政治家の左翼振りにあ きれ返っていますが、第 155回の「京都のとんでもない判決」 のように司法もその左翼振りは酷いものです。
日本は、どこまで左翼勢力に汚染されているのかと考えると恐ろしいものがあります。日本の再生を何とか実現 してもらいたいと期待していますが、余りの汚染振りに気が萎えてきます。
その左翼振りを象徴するような判決が同じ日にありました。もうあきれるしかないですね。喜びを隠し切れない 朝日の記事がありました。
朝日 新聞デジタルより 2014年5月22日
大 飯再稼働、差し止め命じる 生存と電気代、同列許さず
関西電力大飯原発3、4号機 (福井県おおい町)をめぐり、住民らが関電に運 転の差し止めを求めた訴訟の判決が21日、福井地裁であった。樋口英明裁判長は「大飯原発の安全技術と設備 は脆弱(ぜいじゃく)なものと認めざるを得な い」と地震対策の不備を認定し、運転差し止めを命じた。関電は22日にも控訴する方針。
自 衛隊機の夜間飛行差し止め 厚木基地訴訟「騒音で精神的苦痛」 横浜地裁判決
米海軍と海上自衛隊が共同で使う厚木基地の周辺住民らが、騒 音被害を国に訴えた訴訟の判決で、 横浜地裁(佐村浩之裁判長)は21日、深夜から早朝(午後10時~午前6時)の自衛隊機の飛行差し止めを国 に命じた。「騒音により健康被害への不安や精神 的苦痛が生じている」と判断した。自衛隊機の飛行差し止めを認める判決…以下略
とここまでは、喜びも隠していますが、次の記事には嬉しくてたまらな い気持ちがあふれています。
(声) 司法健在を見た2つの判決 2014年5月 23日
塾講師 加藤勤(大阪府 64)
21日、画期的な二つの司法判決があった。福井地裁の「大飯原発運転差し止め」と、横浜地裁の「厚木 基地での深夜・早朝の自衛隊機飛行差し止め」である。日本の司法もまだまだ健在なりと感じられた方も多かっ たのではなかろうか。
大飯原発をめぐって、判決は「人格権」を優先した。企業、この場合は関西電力の利潤追求のために原発 を再稼働させるよりも、住民の安全=生存を基礎 とする人格権を優先した判決だ。厚木基地訴訟でも、自衛隊機の運航という公権力の行使にあたる行為をめぐっ ては、国は住民の受忍限度を超える被害を防ぐ義 務があるとした。…以下略
朝日の我が意を得たりの喜びが隠し切れません。もしかしたら架空の投書かもしれな いと思えるくらいです。こんな投書を見つけたときの嬉しそうな顔が浮かぶようです。
それに比べて、産経は全く逆の立場です。もちろん、私はこち らを支持します。
[産経抄]
裁 判官が日本を滅ぼす 5月23日
徘徊(はいかい)症状のある91歳の男性が列車にはねられ死亡した事故で、裁判所は遺族に、鉄 道会社への損害賠償の支払いを命じた。何度かコラムで触れた裁判は、日本の裁判官の「典型的な病理 が表れている」そうだ。
『裁判官が日本を滅ぼす』との著書もあるノンフィクション作家の門田隆将(りゅうしょう)さん が、ブログでコメントしていた。事故は、24時間介護し ている妻がまどろむ間に男性が家を出て起きた。裁判官はそんな事情に踏み込まなかった。他の裁判で も時にとんでもない判決が出るのは、やはり「事情」が排 除されるからだという。
関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた福井地裁の判決にも、同じ「病理」が見え る。定期検査のために現在停止中の原発の再稼働をめぐっては、原子力規制委員会が、「世界一厳し い」といわれる、新たな規制基準に基づいて審査中だった。
原発の運転停止がもたらすのは、多額の貿易赤字だけではない。電気料金の値上がりによって、廃 業に追い込まれる中小企業も少なくない。判決は、そうし た「事情」をまったく無視したものだ。そもそも判決文は、百パーセントの安全がなければ、原発の運 転を認めないとしか読めない。「科学」否定の暴論であ る。
同じ日に横浜地裁が言い渡した、厚木基地を使用する海上自衛隊機の夜間飛行差し止めの判決も、 首をかしげる内容だ。すでに夜間の飛行を原則自粛している自衛隊にさらなる足かせをはめれば、救難 派遣や不審船の警戒活動に支障が出るのは目に見えている。
それでいて、騒音の大半を引き起こす米軍機の飛行差し止めは退けたから、周辺住民の騒音被害の 軽減にはつながらない。こんな判決が続けば、本当に日本は滅びてしまう。
『裁判官が日本を滅ぼす』に全面的に同意します。第 5354回の「早急 に原発稼働すべき」で 原発停止を仕掛けたと書いた菅直人が大飯原発の判決を傍聴していて、「勝っ た、勝った、勝った」菅元首相、ツイッターで大はしゃぎと大騒ぎだったようです。どれ だけ日本の足を引っ張ったら気が済むのでしょう。
何で、あんな人が罪にもならず国会議員でいられるのでしょう。日本の司法が腐りきっている象徴 かもしれません。
腐りきっていると言えば、同じ産経新聞がそんな裁判長を取り 上げています。
【裁判員制度5年 法廷が問う課題(上)】 2014.5.21
死 刑破棄3件 “相場主義”に反発と戸惑い「全てが分からなくなった」
…略
死 刑破棄3件 “相場主義”に反発と戸惑い「全てが分からなくなった」
…略
裁判員裁判の死刑が破棄された例はこれまでに3件ある。いずれも東京高裁の同じ裁判長が担当。相次ぐ破棄に遺族の反発は強い。…以下略
こんな裁判官がいるんですね。というか、こんなのばかりでしょうか。それに しても、よくもここまで腐ったものです。
左翼政治家にこれも腐り切った警察に検察ともう日本の腐敗ぶりは すさまじいものがあります。こんなことでは我々を守るために死んで行った先人に余りにも恥ずかしく て顔向けができません。
これだけの汚染を短期間で一掃するのはやはり、余 命3年時事日記の作戦が実行されるしかなさそうです。