団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

雇用の流動性

2014年05月11日 | 日本的経営の崩壊

  第 5256回の「雇用の流動性」で取り上げた「ひとりごと」の斎藤さんが又、雇用の流動性について書いてくれ ています。
  今度の韓国でのフェリー沈没事件も船長まで非正規社員という日本以上に歪んだ雇用体系が影響しているようです。そし て、その裏には、日本の雇用を壊した、あの竹中平蔵もいるようです。
    
   ひとりごとよ り
  
   新 自由主義が生み出す無責任  2014年5月5日月曜日

  殺人者は船長ではない
  新自由主義だ Byハン・ビョンチョル
  ( - ゛-) むふ

  労働市場の柔軟化政策の為
  責任感を持てず
  …中略
  雇用の柔軟性
  非正規を増やす流れは世界中である
  韓国は日本より進んでいた


  船の全責任を負う船長まで非正規だ
  日本もこの流れが強まってる
  アホがやるとこうなる
  …以下略  

   雇 用の流動性と安全保障  2014313日木曜 日

  …略

  安心して仕事が移れる仕組み

  この問題は国家の安全保障でもある

  他国への技術流出を防ぐ

  ……中略

  僕は雇用の流動性を否定はしない

  安心して会社を移れる仕組み

  このことを提案した

  ……中略

  僕の考えの原型は欧州にあった
  北欧でやっていた考えに近かった
  日本では北欧は福祉の国だ


  どうしても福祉で見てしまう
  僕は違うものを1995年に感じた
  意外と効率も高く安全保障も高い
  日本のが無駄が多かった

  …以下略

  北 欧フリーク達へ  2010612日土曜 日

  …略

  デンマークの労働組合が労働闘争を続けて来た。

  たどりついいたのが安心して解雇される形である。

 

  世の中の仕組みを見る。

  常に新しい会社が起きて新しい事業が起こる。

  新陳代謝が行われることが自然である。

  …以下略

  デンマークの労働組合が考えたのですか。経営者の側に立って非正規社員をな いがしろにしている日本の労働組合とはえらい違いですね。
  日本の労働組合って左翼べったりのところと経営者べったりのところばかりで、労働者のことは考えないなんて何な んでしょうね。組合が見離されるのも当然でしょう。

  それにしても、斎藤さんはやっぱり、凄いですね。こういう人を天才というの でしょう。余りに頭が良すぎて、人が考え付かないことを思いつくので、嫉妬されたのかもしれませんね。

  あの、日本を壊した竹中平蔵が人間の心がわかる人だったら、斎藤さんのアイ デアを活かして良い国が出来ていたかもしれないのに勿体ないことをしたものです。
  これを安倍さんが分ってくれれば良いのですが、どうもやってることは逆のような気がします。

  何とも、勿体ない!

★日本が次の覇権国?

2014年05月11日 | 日本再生

   第 5344回の「世界に広めよう日本の文化」や 第360の 「神祇官」でも書いたようにねずさんのお 蔭で日本の素晴らしさを知り、日本の文化を世界に広めることこそが世界平和の一番の近道じゃないかと考えるようにな りました。
  現実問題として、余りにも荒唐無稽な話なのですが、日本が戦前まで育ててきた文化はやはりとてつもないものがあ るのですから、その良さを世界に教えてあげるのは日本人の義務かもしれません。

  なんて、思ってたら、何だか面白い本が あるそうです。 

  「宮 崎正弘の国際ニュース・早読み」より  平成26(2014)年5月6日(火曜日) 通巻第4219号

 書評 ◇しょひょ う ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 
  日 本が次の世界の覇権国になる条件とは 

  経済力、文化力 が軍事力と平行する文明総合力が果たして日本にあるのか

 本田裕士『逆襲ジ パングの黄金』(日新報道)

 いささか小説のよ うなタイトルで、しかも荒削りな日本文明論であるが、その意気軒昂たるところは大いに是としたい。

 要するに次の世界 の覇権は日本である、といささか野放図な楽天的近未来論に終始している。台頭する筈の中国は衰退する理由として、ソ ニーやトヨタのような独自な中国製品ブランドが、いまもないという惨状を重視している。

ただし著者も主張す るように、「覇権国とは経済や軍事で他を圧倒するだけでは不十分であり、文化的水準でも卓越したものをもっていなけ ればならない」のである。

もし覇権国家の条件 がそうだとすれば、文化方面において、映画・音楽・アートでアメリカの後追いをし、文学も三島以後はなにもないとい う日本文化の現実の惨状をみれば、日本が覇権国家になり仰せることは、たいそう現実とかけ離れているのではないか。

 まして覇権の現代 的武器とは情報力と金融力である。

 言語もまた覇権の 要素。世界共通語は中国語 ではなくアメリカ語であり、世界の映画館を占拠するのはハリウッド映画であり、日本語がこの地位を脅かすのはたいそ う困難であるばかりか、経済力の根幹は 基軸通貨。すなわち米ドルであっても日本円ではない。中国の通貨は世界で相手にされていない。

 武器による軍事力 の展開も、ハッカーが蔓延る現在ではネットの情報力の裏側にある、コンピュータの諜報、情報収集と分析力であり、日 本はしてみると次の覇権国家となる基本的条件は殆ど備えていない。本書の未来予測はしたがって超楽天的である。

 良いですね、特に「文化的水準でも卓越したものをもっていなければならない」にねずさんから教わったことが見事に表さ れています。覇権とか軍事力には抵抗がありますが、現実問題として力がなければ文化だけで世界平和を実現するほど世界は 日本だけの文化を持っていません。
  アメリカもそうですが、今まで世界に君臨してきた国は日本ほどの文化を持っていない国ばかりでした。それが、未だに 世界平和が実現しない理由じゃないでしょうか。
  そうであれば、宮崎さんは悲観的に書かれていますが、日本としては、全ての力を注いで世界に日本の文化を広めること から世界平和を目指すだけの責任があるような気がします。
  実際は、日本だけでも良いのですが、地球が狭くなった今、そんな無責任は許されないような気もします。


★世界が語る零戦

2014年05月11日 | 誇れる日本

  第 219回の「『竹 林はるか遠く』の排斥運動」でこんな出版社こそ残って欲しいと書いたハート出版の宣伝動画ですが、あのゼロ戦の優秀さ故 に大東亜戦争で大きな役割をなしたことを教えてくれる本です。  

  世 界が語る零戦 ―「侵略の世界史」を転換させた零戦の真実 [単行本] 吉本 貞昭 (著)

世 界が語る零戦─「侵略の世界史」を転換させた零戦の真実

  ゼロ戦って本当に凄い飛行機だったんですね。ゼロ戦にしろ大和にしろ素晴らしい技術を生かすことができなかっ たのは、日本人の甘さというか民度の高すぎだったような気がします。
  西欧諸国のようにもっと悪賢かったら大東亜戦争もなかったかもしれないし、もっと早くに講和に持ち込んで勝って いたかもしれません。
  つまりは、世界と付き合うには日本の素晴らしさを捨てて、悪賢く交渉することを覚える必要があるということです が、未だに甘いのは日本人の限りない民度の高さ故でしょうか。
  尤も、今は、戦前の民度の高さとは比べ物にならないくらい劣化しているのが悲しいですね。これも、GHQの陰謀 ですから、西欧人の悪賢さは並大抵のものじゃないですね。これに対応できる日本人が今居るのでしょうか。どうも怪し い。