インドもChinaの国境沿いの鉄道に対抗すべく工事をやっているそうです。全く、Chinaのお蔭で世界は大迷惑です。
そのインドの鉄道工事は大変なようです。宮崎さんが詳しく報告してくれています。
いよいよインド・China戦争が始まるのでしょうか。Chinaはいずれにしても何処かで戦端を開くしか生き残る道はないと決断するのじゃないでしょうか。
ここは、習皇帝の覚悟を期待したいものです。兎に角、何があってもChinaを叩き潰さないことには世界は益々混沌とすることだけは間違いないでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)7月29日(木曜日)
通巻第6999号 <前日発行>
<前日発行>
インドも軍事力の円滑輸送目的にダージリン シッキム 西ベンガルを繋ぐ鉄道
僅か45キロの鉄道だが、トンネルが14,橋梁が17の難工事
中国は青海省西寧からチベットのラサまで「青蔵鉄道」を平均4000メートルの高地に敷設、つづけて先月には四川省からラ サをつなぐ鉄道の一部区間を開通させた。
中印国境はときおり死者を出す紛争地帯、鉄道は軍隊の移動の円滑化に役に立つ。
インドは対抗上、?地アルナチャルプラデシュ州と西ベンガル地区と結ぶ鉄道の建設を普請中だ。途中駅は三つ。
ダージリン、シッキム、西ベンガルを結ぶのは軍が緊急時に移動がしやすくするためで国家安全保障が最大の理由だ。
しかし2009年に起工したが、予算は既に6度も増額され、また工事完成時期も何回も延ばされた。現在の目標は2023年 三月まで。
ルートはヒマラヤの雪解け水の通り道、季節によっては川の流れが速く、しかも岩盤が形成されたのが若い地盤であるため、土 砂崩れ、土石流事故が頻発している。
まだ難工事に手間取り、僅か45キロの鉄道なのに、途中トンネル14ケ所、橋梁が17ケ所。おまけに附近にダムを建設中で ある。
自然環境保護団体は「森林資源を守れ」として、反対運動を展開している。というのも、インドには1980年に制定した森林資 源保護法に抵触するからだ。中国が国境付近に兵站を構築し、後方支援のための鉄道を完成させたのとは対照的にインドは民主主 義国家、自然保護に五月蝿い国である。
それにしても、人類は戦争から抜け出せないのでしょうか。頭の良い指導者が戦争のない時代を作り上げるなんて有り得ないのでしょうか。
となると、シラス国の日本が導くまで無理なのかも。そんな時代は来るのでしょうか。