Chinaのしぶとさには驚くばかりです。何と、今度はチベットのラサの空港に新しいターミナルだそうです。
一体、どこまで金が続くのでしょうか。これもやはり世界の金の亡者達の助けによるものなのだと考えると本当に腹立たしい。
宮崎さんが報告してくれています。これも対インド政策でしょうからモディさんも大変ですね。それにしても、アフガンの危うさと共にChinaの崩壊は西から始まるのかも。
「宮崎正弘の国際情勢解題」 より 令和三年(2021)8月10日(火曜日) 通巻第7009号
チベットのラサ空港に第三ターミナル
標高3570メートル、年間900万の観光客と8万トン貨物輸送を見込んで
総工費6億ドル強。しかもBRI(一帯一路)プロジェクトの一環。
標高3570メートルのチベット高原。中国は州都のラサ空港に第三ターミナルを建設中だが、2025年完成を目指して いる。完成すれば、年間900万の観光客と8万トン貨物輸送が見込めるという。
対外発表では、第三ターミナルは国際線専用とし、ひろく東南アジア諸国からの観光客を呼び込むという。これまで外国人 ツアーは隣の四川省成都で旅行代理店を通じて五人集まると組織できた。国内ヴィザ(団体旅行許可書)が必要だった。
すでに青海省西寧からラサまでの青蔵鉄道は完成し、鉄道ファンやビジネス客を運んでいるが、工事期間中には労働者の多 くが高山病にかかった。しかも十月から四月は気候変動により、工事は中断する。
四川省でも新幹線工事は続けられており、ラサとニンチ間が開通した。この区間は印度のアナチャルブレデシュ州との国境 まで僅か15キロ。
要するに新幹線も航空路も兵力輸送が真の目的である。
中印国境は3488キロにも及び、印度の保護領であるネパールとブータンが、安全保障上の脆弱性をもつ。
インドはブータン防衛に本腰を入れているが、ネパールのほうは、マオイストの跳梁によって反インド感情が拡がり、この隙 に入り込んだ中国がカトマンズへ直行便を飛ばし始めると、ネパール中が中国人で満員となった。
やはり、Chinaを一日も早く叩き潰さないと世界は大変なことになりそうです。それでも金の亡者達はChinaを助ける積りなのでしょうか。
きっと自分達には火の粉は掛からないと思っているのでしょう。