ニセ大統領(バイデン)を継ぐと言われているハリス副大統領がアジア歴訪しているようです。その中で、あの異常音攻撃が起きているそうです。
宮崎さんが取り上げてくれています。それにしても、アメリカでも人気の無いハリスが次期大統領になったらどうなるのでしょうか。
と言うか、バイデンもハリスもどっちもどっちで何の期待も出来ないのは明らかでしょう。
やはり、アメリカの復活はトランプさんに掛かっている。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)8月26日(木曜日) 通巻第7028号
ハバナ症候群がハリス副大統領アジア歴訪中に発生
異常音はマイクロ波エネルギーか、パルス状高周波エネルギーか
最初に確認されたのは2016年、キューバの首都ハバナの米国大使館だった。
異常な音に悩まされ、頭痛、めまい、記憶喪失などを訴える館員が続出し、「これはキューバの嫌がらせであり、背後にロシア の特殊部隊がある」などと言われた。
ジャーナリズムは『ハバナ・シンドローム』と命名した。
『TIME』が大きく特集したので、甲高い異様な音楽音、神経を逆なでするような高音はキューバのアメリカ人への嫌がらせか と云々された。キューバは革命家チェ・ゲバラの肖像があちこちに掲げられているが、辻辻では楽団が演奏してチップで食べてい るという陽気な国でもある。
カマラ・ハリス副大統領一行は、8月24日、リー・シェンロン(シンガポール)首相との会談をこなし、ベトナムへ向かう予 定だった。フライトは数時間遅れた。随行員がハバナ症候群を訴えて、特別機の出発を遅らせたからだ。ブリンケン国務長官はワ シントンで記者団に『原因は全く分からない』と述べた。
それにしてもカマラ・ハリス副大統領は、アフガン政府陥落という、この微妙な時期に、なぜシンガポール、ベトナムを歴訪し ているのか。
南シナ海のおける中国軍の脅威を目のあたりにして、シンガポール、ベトナムはより一層アメリカを頼りにするはずと、中国包 囲網の形成を強化する外交目的があった。
ハリスの演説の常套句は「アメリカの永続的関与」だった。しかし、このアメリカの姿勢はどれほど真剣に受け止められたの か。
シンガポールでハリス副大統領は「南シナ海における中国海軍の展開は明らかな脅威」とかたり、またベトナムではグエン・ス アン・フック国家主席、アイン・スアン副主席(女性)と会談し「中国に国連海洋条約(UNCLOS)を遵守するよう求める」 などと発言した。
アフガニスタンにおける米軍の無様な撤退を日々目撃しているときだけに各国首脳の反応には米国への信頼感の表明はなかっ た。
カマラ・ハリス副大統領のアジア歴訪はバイデン名代の趣があるが、現地紙の反応を見る限り、外交的意義の薄い、単なる挨拶 回りていどにしか受け取られていないようだ。
ところで、ハリスの米国内における人気度だが、バイデンとどっこいどっこいで、30%台から左翼系でカリフォルニアの世論 調査機関でも48%程度。次期大統領候補としては絶望的なほどに低いとされる。
さて、アメリカ国民は本当にハリス大統領を受け入れるのでしょうか。いよいよアメリカの終わりが近いのかも。