明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



先月CT検査で引っかかり、MRI再検査となり再び日本橋へ。長期的な目標を持たず、途中挫折の危険を避けるというアイデアがすでに功を奏している。臨済義玄は修正を終え着彩のみだが、蘭渓道隆、無学祖元、一休宗純以降、何を作るか何も考えていない。『臨済禅法系図』も眺めるだけに留めた。つまり目標達成目前である。これが長年続けた作家シリーズで、最終となった『三島由紀夫へのオマージュ 椿説男の死』で初めてやり尽くし感を味わい『寒山拾得』を思い付いたタイミングだったら待合室の座り心地は随分違っていたはずである。 通りの向こうに高島屋が見える。中学生の頃、まだレコード売り場があり、ここではポリドール版トニー・シェリダン&ザ・ビートルズのハンブルグ録音とグラハム・セントラルステーション『リリーズ・ユアセルフ』Tレックスの『電気の武者』を買っている。これらどうでも良い記憶で、容量の少ない貧弱な我がハードディスクを無駄使いしている。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 後悔反省は後で 残念な没アイデア »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。