男子第48回、女子第41回の「春の高校伊那駅伝」が昨日開催され、男子は仙台育英が初優勝、女子は長野東が7年ぶりに優勝しました。
第5区(5.1km) 仙台育英・簡子傑選手(15分20秒・区間3位)の軽快な走り
今年はアクシデントにも遭遇しました。トラスト英語学院の正面の道路が第1区(7.98km)と第5区(5.1km)になっているので、毎年塾舎の前で応援しているのですが、第1区で先頭集団の後について走っていた集団の一関学院(岩手)の小菅選手が、フラフラな状態で私の目の前を通過していきました。かと思いきや、路肩に倒れ込み、体が小刻みに痙攣し始めました。
沿道で応援していたご近所の方々と救護にあたり、救急車を要請して運ばれていきました。意識は朦朧としていましたが、私が手渡したOS-1ゼリーを自力で半分くらいは摂取できていたので、大事には至らなかったと思います。
先頭集団は2分50秒~55秒/kmのハイペースで飛ばしていましたから、1年生の小菅君にはペースが速すぎたのかも知れません。そして、気温もスタート時で21.1℃でしたから、暑さもダメージとなって過呼吸と脱水が重なってしまったように思われます。鍛えていて年齢も若い高校生ランナーでさえ倒れてしまうわけですから、やはりランニングやマラソンは自分の心身と向き合うことが大切だと実感した瞬間でもありました。
「春の高校伊那駅伝」に感化され、夕方からは10kmペース走+4kmのWS&ダウン走を行いました。10kmペース走は前半5km21分20秒、後半5km20分39秒のBU的に走り、41分59秒(4分12秒/km)でした。
全国区の高校生ランナーのようには走れなくても、ちゃんとトレーニングを積めば、44歳からジョギングを始めた現在53歳のオジサンでも、この位には走れるようになります。
全国から集った高校生ランナー達も、この雄大な南アルプスを眺めて走ったことでしょう。来年またこの伊那路で高校生ランナーに会えるのを楽しみにしています。