長男が、片手間にいい加減なピアノ練習をしていたので、ママが激怒。今後もピアノを続けていくか否か、長男の意見を聞くことになりました。
私は仕事に出かけなければならなかったので、出かける間際に、私の気持ちを話しました。
長男は涙してくれた。小学1年生だって話せば通じる。
子どもの向上心や勉強に対する姿勢は小学生のうちに決まってしまう。
その姿勢を、中学生になってから改めるのは、決して不可能ではないが難しい。それは、塾という教育現場にいると痛感する。
修正すべき時に修正しないと手遅れになる。親の責任は大きい。
私は仕事に出かけなければならなかったので、出かける間際に、私の気持ちを話しました。
英語、漢字、算数、そしてピアノ。
お前がパパとママと相談して、毎日やると決めたことがたくさんある。
では、そもそもなぜこれらをやる必要があるのか。
それはすべて「可能性と選択肢」の問題。
色々なことができれば、これから歩む人生で多くのチャンスがあり、選択肢が広がる。
その一方で、すべてが中途半端で無気力で行われれば、何も身に付かず、結局、人生の選択肢が少なくなってしまう。
なぜ勉強するのか。なぜピアノを弾かなければならないのか。
偏差値の低い潰れそうな大学に行くよりも、偏差値の高い大学へ行った方が選択肢が広がるのは事実。
ピアノも弾けないより弾ける方が人生が豊かになる。
じいちゃんとばあちゃんは、家の事情で高校へ行くことができなかった。
高校へ通う同級生を羨望の眼差しで見つめた日々。
「なにくそ、自分の子どもだけには、こんな思いをさせたくない」
パパには、たくさんの選択肢が持てるようにしてくれた。
だから、パパとママは、お前にも可能性が広がる選択肢の多い人生を歩ませる義務があるんだ。
毎日少しずつでいい。
でも、その少しの短い時間を精一杯取り組むんだ。
そんな単調な毎日の連続が、素晴らしい人生を歩める唯一の方法なんだ。
長男は涙してくれた。小学1年生だって話せば通じる。
子どもの向上心や勉強に対する姿勢は小学生のうちに決まってしまう。
その姿勢を、中学生になってから改めるのは、決して不可能ではないが難しい。それは、塾という教育現場にいると痛感する。
修正すべき時に修正しないと手遅れになる。親の責任は大きい。