英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

今日の気づき

2011年05月27日 | 閑話
“一地方の商店街”と聞いて、皆さんは何をイメージしますか?

郊外型大型店の出店によりお客を奪われ、シャッター街化するかつてのメインストリート。

私はそんなイメージを抱きます。


しかし、地元の通り町商店街で買い物して、そのイメージは覆されました。


昨年の記事で紹介させていただいた我が家の薔薇。手塩に掛けたせいか、この1年で大きく成長し、大きな鉢に植え替える必要が出てきました。

昨年はインターネットで鉢とツルを巻かせるオベリスクを手頃な価格で購入しましたが、今年はもっと大きなものを探すことに。でも、どうしてもネット上では、妻がイメージするものが見つかりません。

郊外のホームセンターでも探しましたが、鉢はあってもオベリスクがありません。

途方に暮れていたとき、通り町商店街が薔薇栽培で商店街を盛り上げていることに気づき、観察に行きました。どこの店先にも我々が理想とする大きさの鉢とオベリスクに、薔薇が大切に育てられていました。

ふと見ると、ある金物屋さんの店先に、様々な大きさの鉢とオベリスクが置かれているのに気づき、早速ご主人と話しをしてみました。

ご主人は、本業の金物のこと以上に薔薇に詳しく、我が家で育てている薔薇の種類、環境、今後の育て方の希望などを聞き出し、土のことから剪定まで詳しく教えていただきました。

話しながら、「絶対このお店で買うぞ!」と感じている自分に気づきました。

郊外のホームセンターで買い物するときは、安さを優先し、店主と話しをして買うべきものを決めるという買い物の楽しさはどこかに忘れ去られています。

そして、驚いたことに、購入した鉢とオベリスクは、ホームセンターのものと比較しても同じくらいの値段なのです。

商店街というイメージだけで足を遠のけるのではなく、実際に足を運び、お店の人と色々と話してみると、意外な発見があります。

そして、お客の立場からではなく、経営の観点から改めて気づいたこと。それは、「親身になってお客さんのニーズを聞き出し、お客さんが期待する以上の付加価値を提供し、いい意味で期待を裏切ることができれば、お客さんの財布のひもは自然と緩くなる」という点。

これは、どんな業種でもあてはまることです。


通り町商店街では、季節ごとに様々な催しをやっています。また行ってみよう!

※今日は‘春の呑み歩き’が夕方からあるそうですが、仕事で行けません。残念!


コメント
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