英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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長男の大学受験

2022年04月04日 | 子育て

今年2月、長男が大学受験に向かった時の様子をfacebookに投稿したところ非常に多くの方から応援コメントをいただき、先月末に結果報告を投稿した際には、さらに多くの「いいね!」とコメントをいただきました。ブログでも結果を報告させていただきます。この4月より、長男は立命館大学文学部人文学科地域研究学域に進学しました。

2年前の緊急事態宣言で全学校が休校になった時、高2になったばかりの長男と大学受験について話し合いました。大学受験指導を生業にしている父としては第一志望が「東大」とか「早稲田」を期待していたのですが、長男の口から出たのは「東京藝大で音楽を勉強したい」でした。芸術系はただでさえ対策が難しいのに、芸術系最難関の東京藝大。私はどうしても現実味が持てないでいました。結局、国公立は東京藝大一本で勝負、私立は音楽系に通わせる余裕は我が家にはないので幼少の頃から大好きだった地理を研究できる大学を受験することにしました。

2月半ば、早々に全学統一、学部個別の両方で立命館大学に合格し、東京藝大へ向けて流れは作れました。東京藝大の入試は、一次(共通テスト)、二次(学科・音楽)、三次(小論文)、四次(自己表現&面接)まであります。しかも、二次を通過しなければ三次、四次は受けられません。

定員に対し6.9倍の出願状況で厳しい戦いを余儀なくされましたが、二次の学科を合格し、何とか最終選考の四次まで残ることができました。四次は教授6人の前での自己表現と面接でしたが、やはり最後の壁は厚くて高く、残念ながら最終合格を勝ち取ることはできませんでした。

しかし、最終選考まで残ったことは、彼にとってはとても大きな経験であり、今後の人生における自信と財産になりました。東京藝大の教授6人の前で、自ら作曲した曲をピアノで5分間弾き続ける経験など、誰にでもできる訳ではありませんから・・・。

長男も納得して大学受験をやり切った気持ちで、4月から京都での新しい生活に臨みます。先週、長野から片道300kmの引っ越しも終え、入学式を無事に迎えることができました。

立命館大学

桜も良いタイミングで満開となりましたが、保護者の入学式出席は認められませんでしたので、長野からライブの配信動画でその雰囲気を楽しみました。

長男が通う衣笠キャンパスは金閣寺と竜安寺の目と鼻の先なので、観光もしてきました(^^♪

長男の大学受験では、指導者としてだけでなく、親としても多くの学びがありました。今年度から、より実践的で実用的な進路指導ができると自負しております。

それにしても、今年の大学受験生は、新型コロナウィルス第6波のピークや大雪と重なったにもかかわらず、みんな頑張って乗り越えたと思います。すべての受験生に「お疲れ様」と言いたいです。

コメント
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