先月11日のブログ記事「揺れ動く振り子」で紹介した oscillate。レベル的には英検準1級以上で英語学習者の中でも知っている人は少なく、日常生活の中では滅多に見かけない英単語です。しかし、先週、長男の引っ越しの際に宿泊したホテルの温水便座で見かけました!
周りを見渡せば、いつでもボキャビルの機会はあります。要は、その機会に気づき、それを生かそうとするか否かですね。しかし、夜な夜な温水便座の写真を撮っている私も相当に怪しいですが・・・(^_^;)
The moment when chance first chose to betray us was also the moment when we were least likely to suspect that it might.
(チャンスが我々を裏切る行動に出た瞬間は、チャンスがそういった行動に出るかも知れないとはこれっぽっちも疑っていない瞬間でもあった)
これは東京大学で20年ほど前に和訳問題で出題された英文です。大学入試の英文を読んでいると、その英文を通して大学が受験生に伝えたいことが分かる気がします。「大学に受かったという現状で満足するな。機会を逃さぬよう、常に向上心を持ってアンテナを張りめぐらせ」と言っているような気がします。
チャンスは常に自分の周りにあります。問題はそれに気づけるか否かです。あとから「あれがチャンスだったのか」と逃してからでは遅すぎます。