英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

幼少期からの学習環境

2016年11月26日 | 子育て
長野県ではほとんどの中学生が高校入試を受けますが、私は、その高校入試でその後の人生の方向性が決まると考えています。「そんなことないよ。高校で頑張れば、大学入試で挽回できる」という指導者は多いですが、現実問題として、それを実現した生徒を、私はこの12年間で数人しか知りません。つまり、可能性は限りなく低いのです。人間は環境に流されます。進学した高校の学力水準が高くなければ、3年後がどうなっているかは容易に想像がつきます。私は綺麗事は言いません。これが現実です。

だからこそ、中学時代の勉強には人生がかかっています。しかし、勉強に向かう姿勢は幼少の頃からの家庭環境が大きく影響します。小さい頃からの習慣を中学時代で変えるのは至難の業なのです。

①継続力と忍耐力を養うために、ドリルなどを毎日やっている。
②達成感を得るために、検定試験を受けている。
③地元の進学校や有名大学などを見学に行ったことがある。
④休日のほとんどをスポーツ活動に費やしている。
⑤ゲームを好きなだけやらせている。

以上の項目は、中学に入った時に勉強についていけなくなる可能性のある小学生のチェックに私が使っているものです。①~③は「いいえ」、④と⑤は「はい」の答えが多いほど、中学での勉強では望ましくない方へ向かいます。小学生、いや、幼稚園・保育園の頃から勉強に対する環境を整えていくことが、中学以降の学業にプラスの影響を与えてくれます。

東京大学・本郷キャンパス


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