英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

流れを創る

2015年11月20日 | 指導現場にて
甥っ子が第一志望の国公立大学に推薦で合格しました。合格請負人としてはホッとする瞬間ですが、大学合格には流れが必要だということを改めて感じさせられました。

甥っ子が受験した大学は英語が重視される大学で、難しい英語の記述試験が課される推薦入試でした。受験後の本人の感想があまり芳しくなかったので、今回の合格について分析してみる必要があると感じ、いろいろな可能性を考えました。

たどり着いた結論。それは、7月下旬に行われたシンガポールの学生との青少年交流が起点となり、合格への流れが出きたように思います。あのイベント以来、彼の中で何かが目覚め、英語の勉強に前向きになり、入試直前にもかかわらず先月はシンガポールまで渡航してくるという行動に出ました。入試直前でしたがシンガポールへの渡航に私は賛成でした。今しか経験できないのに、次のチャンスを待っていては、そのチャンスは二度と訪れません。そして、入試では、このあたりの行動力が国際交流に対する彼の想いと結びついていると判断されたのだと解釈するに至りました。

甥っ子に課した英字新聞の精読
もちろん、推薦を受けられるだけの成績を収めるために高1の頃から全科目の勉強を頑張っていたことが基になっていますが、夏のシンガポールとの国際交流がターニングポイントとなり、流れが創られていったように思います。

過程も大切ですが、大学入試は何と言っても結果がすべてです。最高の結果を残せたのですから、来春から始まる大学生活でも日々の努力を事実として積み上げて結果を残していける大学生になってもらいたいと思います。

今週は英検二次試験合格の吉報も続々届いています。結果が出るって素晴らしいことですね。


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貪欲に繰り返す

2015年11月19日 | TOEIC・英検など
加藤先生の『900点特急Ⅱ』をやり直しています。
本書の素晴らしいところは、公式問題集で問われていたり本番で出題されそうな表現をさりげなく問題文に組み込んでいる点です。問題70番に出てくる“a logical choice”は使えそうで使えないです。このような表現がサッと口をついて出てくるようにしたいです。

その他にも本番で見たことがある語彙や、その他の問題集などに収められている表現のオンパレードですので、必ずや力になります。次回1月のTOEICまでには数周したいと思います。

これと決めた一冊を貪欲に繰り返す。これこそ実力を底上げする確実な方法です。


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TOEIC的大学入試問題

2015年11月18日 | TOEIC・英検など
仕事がら、ここ十数年、毎年大学入試問題を解いています。最近気づくことは、かなり前に大学で出題されていた問題が極めてTOEIC的であることです。

以下の2問は、今から10年前の2005年に出題された問題です。

学習院大学文学部
Sharks have gained an unfair reputation ------- being fierce predators.
(A) at
(B) because
(C) for
(D) since

関西学院大学法学部
~, it helps to have some general guidelines ------- wide areas.
(A) at
(B) by
(C) for
(D) on

2005年と言えば旧TOEICの時代。その後の新TOEICが参考にしたのか、はたまた、英語力を問う良問として偶然の一致なのか・・・。真相は分かりませんが、この2問を知っていたおかげで、最近のTOEICで類似問題が出た時は自然と解答できます。

しかし、大学入試やTOEICというこだわりを持たず、常に自分の英語力を底上げするという目的で問題と対峙していかなければ、英語を勉強する意味がありません。


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小さな成功体験

2015年11月17日 | 子育て
長男(小6)と次男(年長)が先月受検した漢字検定の合否発表がありました。

長男は3級(中学校卒業程度)、次男は10級(小学校1年生修了程度)に見事に合格しました。長男は今年7月の英検3級合格に続く、漢検3級合格。中学に入ってからの勉強を考えると、だいぶ有利です。次は数検3級と英検準2級が目標です。

次男は初めての検定試験チャレンジでしたが、この合格で自信をつけてくれたと思います。すでに9級合格へ向けて、スタートを切っております。このような小さな成功体験を積み上げて、大きな夢をつかんでもらいたいですね。

今日は英検二次試験の合否発表があります。学院生たちの結果が、今から気になります。


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事実の積み重ね

2015年11月16日 | TOEIC・英検など
第205回TOEICから一夜が明けました。TOEIC後はブログへのアクセスが急増し、昨夜も感想をアップしてから1時間で100件以上もアクセスをいただきました。こんなところでも、TOEICの人気を感じることができます。

実は、昨日のTOEICは疲労の中での受験でした。今月4日以降は休みがなく、先週の日曜日も大学受験生のための面接練習と指導を行ったため、疲労が蓄積していました。

せっかく受験をするのだから完璧な状態で最高の結果を残したい・・・。誰しもそう考えるかも知れませんが、おそらくそんな人は、特に社会人で仕事をしていれば、皆無でしょう。「完璧を期さなくても受験できたのだ」という事実の積み重ねが、自信につながり、その後の学習意欲の継続につながります。

昨日の私の場合、準備万端ではなかったのですが、約3年間一日も休まずに続けている音読だけは続けてきましたし、直前は加藤先生の『900点特急 Ⅱ』を見直し、「最低限、やるべきことはやっている」という事実で気持ちを盛り上げました。

今回はマイナーフォームでパート7の難度と分量は相当なものでした。ここ数回で最も時間に追われる自分がいましたが、「1994年の初TOEIC受験以来、リーディングだけは時間が足りなくなったことはない」という事実の積み重ねが、平静さを取り戻させてくれ、10分前に解き終えることができました。

TOEICerのRabbitさんが休日出勤と徹夜明けという多忙の中、何とか時間を作りだして受験をしたという記事を読み、アツいものを感じました。完璧を期さず、自分の努力を事実として積み上げていく。そんな姿勢が、英語の勉強には必要なんだと改めて思いました。

A lot of disappointed people have been left standing on the street corner waiting for the bus marked Perfection.
(「完璧」という名のバスを待って、多くの失望した人たちが取り残されて街角にたたずんでいる。)

アメリカの教育者 Donald Kennedy の言葉が脳裏をよぎります。


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第205回TOEICの感想

2015年11月15日 | TOEIC・英検など
自身53回目の受験となる第205回TOEICを受験してきました。受験された皆さん、お疲れ様でした。会場は松本市歯科医師会館、フォームは4LIC35のマイナー(マークシートのA面が緑色)でした。以下、個人的な感想です。

【パート1】
第201回、203回と同様に、受動態の進行形と完了形の混同などの難しいものはなく、選択肢を一つずつふるいにかけていけば、100%解答できます。

【パート2】
いつもと比べて、付加疑問文と否定疑問文が少なかったと思います。後半に少し長めの英文が読まれて、聴き取りづらいところもありました。

【パート3と4】
いつも通りの難易度のように思いました。「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムを、20セット(60問)崩さずに続けられる速読力とスタミナが必要です。

【パート5】
文法・語彙問題とも前回(第203回)ほど悩む問題はありませんでしたが、やはり140番は難単語が登場しました(笑)が、英検1級レベルの単語に普段から触れていれば問題はありません。

【パート6】
いつもより4セットとも短めでしたが、接続詞で悩む問題や純粋に語彙力を問う問題で難易度が上がっていたように思います。

【パート7】
パート5とパート6を合わせて17分で解き終わり、14:02にパート7に突入しました。ここまではいつも通りでしたが、シングルパッセージにやたらとarticleが多く、そして、suggested問題とNOT問題が頻出。DPに突入したのがいつもより遅い5分ほど遅い14:31。しかもDPの最初が、顧客企業のCS調査を行う会社の調査員募集という推測しづらい内容でした。その他のDPも読ませる量が多く、英文量はここ数回で一番多かったと思います。しかし、14:51に全問を解き終わり、10分間で見直しもできました。文法・難単語問題もクリアできた模様ですase2

毎回の感想で述べておりますが、時間内にパート7まで全問を解き終わるには、パート5の40問をいかに速く正確に解くかにかかっています。パート5を速く解けるということは、英文をかたまりでとらえ、瞬時に英文構造をとらえることができる証でもあります。英文を速く読めれば、自ずとパート6・7でも功を奏しますし、パート3・4での先読みにも生かされます。もし、リーディングで最後まで解き切れない方は、徹底的にパート5を鍛えることをお勧めします。

今回は前日・当日とも、加藤先生の『900点特急 Ⅱ』を徹底的に見直していました。本番のTOEICを終えて、改めて素晴らしい本だと実感しています。


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「母音を買いたい」

2015年11月15日 | 実用英語
University of Washington のFBのコメント欄でネイティブが “I'd like to buy a vowel.”と記しているのを読みました。直訳すれば「母音を買いたい」ですが、アメリカに住んでいた時によく観ていたクイズ番組「The Wheel of Fortune」で使われていたのを、しばらくしてから思い出しました。

番組内容から転じて「ヒントをください」の意味で使われているようです。このような生きた英語は教科書から学べるとは限りません。旬な英語を知るために、アンテナを高く張っていきたいですね。

さて、今日は自身53回目の受験となる第205回TOEICです。昨日も朝8時から夜10時まで仕事でしたがやるべき準備はいつも同じ。ルーティーンね、ルーティーン・・・(笑)。受験後の感想は、夜アップする予定です。


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己を信じる

2015年11月14日 | 指導現場にて
今日、学院生3名が大学の推薦入試に臨みます。

みんな大学は別々でも、落ち着かない気持ちは同じ。今は不安ばかりで先の見えないトンネルに入っていく感じでしょう。
でも、その先には必ず出口はあるのです。

信じられるのは、今まで自分が積み上げてきた努力。己の心と向かい合い、全力を出し切ってもらいたいです。Prove yourself!


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倍率発表

2015年11月13日 | 公立中高一貫校受検
諏訪清陵中学校の志願倍率が発表になりました。募集定員80人に対し男子132人、女子126人、合計258人。志願倍率は3.23倍です。初年度の5.34倍、昨年の4.1倍に比べると倍率は下がりました、以前にも記したように、的外れな対策をしている家庭、何も対策をしていない家庭を除けば、実質は2倍くらいでしょう。

9月末より本格的に始めている過去問演習にもリズムが出てきました。長男は基礎学力は十分なので、あとは問題演習でパターンと解答法に慣れるのみです。来週からは面接対策も本格化させます。


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健康とともに

2015年11月13日 | 閑話
2007年11月12日、甲状腺全摘出手術をしました。あれからちょうど8年。時の経つのは速いです。

そんな昨日、9月末に受診した市の健康診断の結果を聞きに行ってきました。この健診は毎年受診していて時系列でデータを比較できるので、日々の健康管理に役立っています。

甲状腺の全摘出により副甲状腺もないため血中カルシウムが不足気味になりますが、それ以外は昨年以上の結果で一安心!腹囲73.0cm、尿酸5.3mg/dlはこの3年でベストでした(^^)/。

食事に気を遣ってくれている妻と、「お酒を飲みすぎないで」と注意してくれる子ども達に感謝です(笑)。


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