英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

事実の積み重ね

2015年11月16日 | TOEIC・英検など
第205回TOEICから一夜が明けました。TOEIC後はブログへのアクセスが急増し、昨夜も感想をアップしてから1時間で100件以上もアクセスをいただきました。こんなところでも、TOEICの人気を感じることができます。

実は、昨日のTOEICは疲労の中での受験でした。今月4日以降は休みがなく、先週の日曜日も大学受験生のための面接練習と指導を行ったため、疲労が蓄積していました。

せっかく受験をするのだから完璧な状態で最高の結果を残したい・・・。誰しもそう考えるかも知れませんが、おそらくそんな人は、特に社会人で仕事をしていれば、皆無でしょう。「完璧を期さなくても受験できたのだ」という事実の積み重ねが、自信につながり、その後の学習意欲の継続につながります。

昨日の私の場合、準備万端ではなかったのですが、約3年間一日も休まずに続けている音読だけは続けてきましたし、直前は加藤先生の『900点特急 Ⅱ』を見直し、「最低限、やるべきことはやっている」という事実で気持ちを盛り上げました。

今回はマイナーフォームでパート7の難度と分量は相当なものでした。ここ数回で最も時間に追われる自分がいましたが、「1994年の初TOEIC受験以来、リーディングだけは時間が足りなくなったことはない」という事実の積み重ねが、平静さを取り戻させてくれ、10分前に解き終えることができました。

TOEICerのRabbitさんが休日出勤と徹夜明けという多忙の中、何とか時間を作りだして受験をしたという記事を読み、アツいものを感じました。完璧を期さず、自分の努力を事実として積み上げていく。そんな姿勢が、英語の勉強には必要なんだと改めて思いました。

A lot of disappointed people have been left standing on the street corner waiting for the bus marked Perfection.
(「完璧」という名のバスを待って、多くの失望した人たちが取り残されて街角にたたずんでいる。)

アメリカの教育者 Donald Kennedy の言葉が脳裏をよぎります。


コメント (2)
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