この記事は、書くか書かないか、本当に悩んだ。
だけど、将来こどもたちが、我が家や自分たちの育つ様子を、
読んで笑ったり、色々知ったり考えたりできるように、
そう思って 11年も書き続けて来た。
だから、めめのことを 書かないと、
その周辺の できごとも書けなくなるし、何より、
現実からも、ここからも、めめの存在を 消し去ることになる。
それは できないなと思って、今まで通り、事実以外のこと、
人を 誹謗中傷したりすること以外は、
やっぱり嘘偽り無く書こうと思い、記事にすることにした。
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買物に行く スーパーの一角に ペットショップがあって、
覗いてみたのは、前の週に続いて二度目。
前回は、Julianが気に入りそうな子が居なくて、
今回は居たんだけど、文鳥は、まだ手が かかる状態で、
毎日 必ず誰かが一日に数度さし餌を するというのは、
今の我が家では無理だから飼えない。
あと、真っ白な セキセイインコが居て、
あっっっ この子は きっと気に入る !!
と思ったら売約済で ガッカリ、で、前の記事に書いた、
Julianと初めて一緒に、別の ホームセンターへ行ったの。
そこで見た子達は皆 成鳥で、店員さんに聞くと、
一羽目が、性格的にも手乗りは無理、という黄色の セキセイ。
最初に見た時、キレイだけど、全く愛想が無いね、と、
二人同じ風に感じたのが当たりだった。
で、二羽目が、黄色に オレンジの可愛い コザクラインコ。
この子は、カゴに顔を 近付けた時の印象が良くて、
人懐っこい感じがしたし、色も可愛かった。
で、最後の一羽は、欲しい色じゃなかったし、
人間に興味が全く無さそうだったの。
Julianにとっては、初めて見た鳥で、決め手が無くて、
でも、そこに売ってた カゴだけは、
自分が イメージしてたものだったようなので、
食事を した後、再度その店に行って カゴを まず買って、
ネットで何軒か調べて、二人で決めた別の お店に行ってみた。
小鳥を 雛から育ててるんだから、きっと、いい人だよ、
と行ってみたら、案の定、可愛いい おじいちゃんで。
色々 説明を 聞いて、今の生活環境で飼えて、
なおかつ手乗りになるのに間に合って、
何より、色と顔と性格が気に入って選んだのが「めめ」
誰にも言ってないんだけど、
この子にする!って Julianが言った時、
おじいちゃんの表情が一瞬 動いたのよね。
横目でも分かるくらいだったの。
気になったんだけど、本人が気に入ってるものを、
間違ってるかもしれないことで潰す勇気が、私には無かった。
それが、まず一つ目の失敗だったように思う。
でも、実際は後で分かることなんだけど、
これが二つ目の失敗、で、まだ先が長くなるので話を 戻すと、
名前は、SnowManの目黒蓮君の愛称から もらったの。
お喋りするようになった時、挙げた候補の中で、
めめが一番 言いやすそうだ、というのが決め手。
でも、よくよく見ると、くりくりの真っ黒な おめめで、
ピッタリの名前だったよね。
突然一人で小さな箱に入れられて、車で移動する間も、
きっと何が起こってるのか分からなくて怖かったのか、
家に帰ると、置物のように、じっとしてて、
ごはんも食べなくて心配したけど、
時々刻々、慣れていくのが分かる程で、
しばらくすると、少しだけど手から餌を 食べ、
手にも乗るようになり・・・
でも、すぐに おねむになって・・・
寝落ち、早っっっ
そして、夜には こんな所で寄り添って寝て、
翌日には肩で寝てた。
(元気に育てば、続編を 書けると思います。
このまま元気に大きくなってくれますように。)
と、最初に書いた時には記してるんだけど、
今思えば、食べないのも、寝てばかりいたのも、
具合が悪かったからなんだよね。
それ以外の時は、飛んだり歩き回って遊んだり、
全然ふつうに元気だったんだけど、
20年くらい前に飼ったきりだったし、この大きさの雛が、
どの程度 食べたり寝たりするのかが分からなかった。
ごめんね、めめ。