大相撲京都場所では、小源太が行ってすぐに吐き気がすると言い出し、寝転がって帰りたいと言うので、妻が連れて帰ることになった。
温二郎も一緒に帰ると聞かず帰ってしまったが、涼子は府立体育館の近くの児童公園の遊具で、どうしても遊びたいというのが優先して、僕と一緒に残ることになった。
相撲が中入り後の取り組みに入って、ちょうどいいところだったのだが、我慢できなくなり仕方なく、一緒に近くの児童公園へ。涼子は満足気に約1時間、一人で遊んでいた。
その後、円町駅まで歩いて電車に乗り、二条駅で映画でも観ることにした。
ちょうどいい時間にはアニメ映画がなかったので、涼子と相談して「図書館戦争」というのを観ることになった。
アクションラブストーリーとでもいうのだろうか、話の軽い映画だったが、僕と涼子のちょうど中間のような映画で、涼子もストーリーが分かって、クライマックスでは感動して、周りの若い女の子達と同じように反応していた。
その後はラーメンを食べて、本屋に寄って、特急に乗って綾部に帰った。思わぬことで、涼子と初めて「デート」することになり、うれしかった。
映画のチケットは記念にとっておこうと思う。