四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

地域交響プロジェクトの被災地支援プログラム、申請受付始まる

2023年09月05日 | 京都府議会

 日㈫京都府地域交響プロジェクト被災地支援プログラムようやく、申請受付開始となった。申請期間農繁期を考慮してもらい、9月30日から12月28日へと延ばしてもらった。

 すでに実施された事業でも、8月14日以降の災害によって生じた土砂崩れなどの撤去費用(重機レンタル費、オペレーター人件費、燃料費、資材費、運搬費など)が30万円まで10分の10で補助されます。※数人で作業しておられる様子の作業前、作業中、作業後の写真が必要です。

 説明には難しいことが書いてありますが、できるだけ柔軟に対応するように担当部署とは話をしていますので、疑問やお困りのことが出てきた場合には遠慮なく、ご相談ください。

 補助金は団体が違えば、何ヶ所でも申請可で、振込口座は団体の口座がなくても代表者個人の口座で構いません。

 詳しくは京都府の専用HPもご覧ください。

 

 午前中、事務所に藤岡康治市議が来られて、議員定数のことや最近の綾部市の事業のことなどについて意見交換した。

 藤岡市議は定数4削減を提案したとおっしゃるので、議員定数は市の財政上、見直しが必要になってくる時期はあると思うが、勘違いしてはいけないのは「定数を減らすと、議会が市民の声を汲み取る力は弱くなり、議会力は下がる」ということだという話をした。全国各地で定数削減は進んでいるが、定数削減によって過疎化が止まったところはなく、むしろ加速化しているのが現実だ。

 地方都市では、郵便局も信用金庫の支店もATMも役所の支所も、経費削減でどんどん減っている。減るたびにその地域の過疎化が促進する。幹を残すために枝葉を切り落とす必要があるのだろうが、そういったものがなくなって便利になることはなく、不便になる(枝葉が切り落とされる)ことは覚悟しなければならない。

 企業でも団体でも家庭でも、収入が減れば経費削減の必要は出てくる。それを市民の声を汲み上げるために存在する議会の定数削減で対応するかどうかはよく考えてほしい。定数削減によって議会改革が進んだ例も、地域が活性化した例もない。

 議会の役割個々の議員が市民の声を汲み取る活動をいかにしっかりやるかだと思う。藤岡市議は議会が終わるたびに「藤岡こうじ新聞」を作って地域に自ら配っておられるので立派だと思う。そういう広報活動にも政務活動費を使えるようにするとか、議員活動を活発にするための必要な経費を増やすことを検討ことも、定数議論と同時にするべきではないか藤岡市議には話をした。

 

 10時には後藤光市議最近、自分の自治会に50代後半でUターンされた方を紹介したい事務所に連れて来られた。その方は近所のお年寄りのお困りごとに着目され、買い物代行サービスを立ち上げられたそうだ。

 光くんが関わっている便利屋事業あやべ福祉フロンティアの移送サービス等連携してもらったらどうかと勧めた。綾部で50代後半というと、まだまだ「青年部」なので、そういう若い方に帰ってきてもらえて嬉しい。

 

 今朝、お盆に帰ってこなかった小源太が帰省した。夜行バスの旅は安く帰れたが疲れたそうだ。8日にはまた東京に戻るが、久しぶりの5人家族に戻り、みんなが嬉しそうだ。


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京都市長選挙報道が急に熱気帯びる

2023年09月05日 | 論評・研究

 日㈫昨日の午後二之湯真士府議(44才、右京区、5期)来年2月の京都市長選への立候補を検討している」という京都新聞の報道流れた。

 門川市長は先日、8月末に引退表明された。前回の市長選挙は情勢が厳しいということで、我々、京都市外の議員にも自民党府連から支援名簿の提出等の協力を求められたが、引退表明については何の事前事後の連絡もなく、寝耳に水だった。

 

 二之湯府議が門川市長の引退宣言の後、他に手を挙げる人もない中で立候補を検討をしているという話は聞いていたが、もう少し後の発表だと思っていたので、京都新聞にいきなり出たのには少し驚いた。京都新聞がどうしても書きたかったのだろう。

 二之湯府議とは12年半、自民党府議団で同僚であり、1期先輩だが世代も近いので仲良くしている。彼の新しい発想や行動力には様々な刺激を受けてきた。自民党京都府連の青年局長を務めた際には幹事長として支えてもらい、後継の青年局長を託した関係でもある。

 5期の府議としての経験を活かし、40代という若さで新たな挑戦を決断をするのであれば、私は応援したいと思っている。

 政党相乗りで、選挙前から勝負を決めてしまうのも疑問に感じてきたし、それによって有権者の関心が低くなり、投票率が下がってきたのだと思う。

 

 と、思っていると、京都新聞から今朝、また別のニュースが流れてきた。

 元民主党参議院議員松井孝治氏を「自民党と公明党が擁立検討している」という記事だ。

 松井さんとは、20年ほど前に参議院選挙前の事務所を訪問し、現在は国民民主党の国対委員長である古川元久代議士に紹介していただいてからのご縁があるが、10年前に政界引退された元民主党の国会議員を自民党が推薦するというのは理解に苦しむし、松井さんが自民党のために火中の栗を拾いに行く義理があるのか?とも思う。

 報道後、今日午前中の松井さんのTwitter(X)には「開いた口が塞がらない」「首に鈴つけんといておくれやす by ヨシコ」という投稿がなされているので、相当先走った報道に戸惑っておられるのだろう。

 全く話がなかったのなら完全否定されるだろうから、こういったあやふやな表現からすると「話はあった」ということだろう。ただ「生煮え」「半熟」の話だったのではないだろうか?

 新聞報道を受けて、「なんで鳩山内閣で官房副長官だった民主党の元国会議員を自民党が応援するのか?」という怒りの連絡が綾部支部の役員さんからあったりするが、京都市長選に関して、自民党府連からは今も何の連絡もないので「情報がないので、よく分かりません」とお答えしている。

 報道されている二人で終わりなのか?第三の本命候補が次に出てくるのか?など全く分からないが、党内からも手が挙がるのであれば、党員が納得できる候補者選定をしなくては勝てないだろうし、党員の気持ちがまとまらなくなると、この先の総選挙等にも影響していくだろう。


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