12日㈫、明日から9月議会が始まり、京都へ通う日々がしばらく続くため、今のうちにやっておくべきことをと考え、午前中、遅れていた自民党費の集金に回る。
電話でお願いし、さっそく党費をお届けいただく方もあり、これからの綾部市への様々な提案や情報をいただいた。
11時に綾部高校に行き、副校長と野球部の監督と会い、野球部の強化策について提案した。
夜は児童相談所のあり方を考える地方議員懇談会(岩波初美会長)の役員会にオンライン出席。
大阪府で虐待でなかった女児を児童相談所が7ヶ月半もの間、誤って一時保護し、面会制限も行ったのは違法であると母親が大阪府に賠償を求めていた裁判で、8月30日、大阪高裁は大阪府に132万円の賠償を命じる判決を下し、9月11日に大阪府の吉村知事は上告しない方針を明らかにした。
これによって高裁判決が確定し、児童や保護者が「冤罪」から守られる意味での大きな判例となったと考える。
役員会では、実際に「誤認保護」を経験された2組のケースでの当事者が話をされた。次回の勉強会ではもう少し詳しくお話を聞かせていただくことになる。「誤認保護」されたお子さんも役員会で少し話をされたが、相当ひどい話だと思った。
保護児童と保護者との面会についても、児童虐待法12条では、「児童との面会・通信を全部、または一部制限することができる」とあり、これは児童虐待の場合を除き、原則では「制限しない」という前提であるが、例外を一般化して、原則を無視しているとの指摘があった。
また、手紙の検閲・削除は職権の濫用であり、児童の人権を侵害する行為であるとの指摘もあり、その通りだと感じた。
災害に関して、篠田町深山で土石流被害を受けられた相根一雄さんからは、時折、復旧の状況を写真を交えてお知らせいただいている。
市や府の職員、建設業者、ボランティアの皆さんには親身になって対応していただいているようで、本当にありがたいことだと思う。土砂で埋まった川の姿もようやく元に戻ってきたようだ。
京都府警本部の白井利明本部長にも相根さん宅を訪ねていただいたようだ。相根さんからは「さすが組織ですね。組織のトップは筋が通っている」と何かあっても警察がすぐに駆け付けるという姿勢に安心感を抱いたとの感想が送られてきていた。
こういったお知らせによって、私たちが現地を状況をつかみ、被災された方々が少しずつ、元の生活を取り戻すために頑張っておられる様子がよく分かる。