7日㈭、朝から京都へ。10時から知事と監査委員との意見交換会に出席した。7月末~8月上旬にかけて行った決算審査の結果を監査委員から西脇知事にお渡しした。
今回の監査委員意見には「安定的・計画的な財政運営のために、財政調整基金への積み立てについても検討いただきたい」と財政調整基金への積み立てについて、初めて言及した。
京都府の財政調整基金には2100万円しか積んでいないが、令和4年度末の府債管理基金には3000億円近い金額が積まれている。同じ基金でも府債管理基金にたくさん積んである方が簡単に起債ができるというメリットもあり、どちらかというとここに積んできたようだが、そういう財政課のテクニックだけでなく、府民への分かりやすさという観点も重要だと思っている。
個人的な意見としては、知事に「京都府北部の医療体制拡充」についてお話した。
北部の医師不足は府立医大附属北部医療センターの設置によって改善した部分はあるが依然として厳しい。北部医療センターに医師の数が揃ったとしても、その医師の質については様々なご意見を聞く。綾部市立病院の産婦人科は常勤医師が1人から2人に増えたのに、その新しい医師との折り合いで助産師が全員辞めてしまって、1年ほど前から分娩がストップしている。
医師確保については、若い医師が働きやすい、生活しやすい環境をいかに北部に作るのかが重要で、老朽化している北部医療センターは早期に新築してほしい。また、医師の研究進み、論文を書いてキャリアップしていけるような環境充実にも努めていただきたい。
よく聞く、お子さんの教育環境が問題で北部に医師が赴任してくれないのだとすれば、京都市から通える場所に新センターを設置することも重要ではないか。そこらへんは府立医大の教授が各診療科の人事を差配しておられるので、教授の意見もしっかりと聞いて決めていってほしいとお願いした。
夜は綾部中学校PTAの第4回運営委員会に出席。資源回収の報告やPTAアンケートの結果、体育祭のこと、PTA合唱について、次年度役員選考などについて話し合った。
PTAアンケートは79人の方からご意見、ご要望をいただいたので、学校と相談の上、回答をお返ししていきたいと考えている。