現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

松居慶子・和

2008-02-27 23:07:53 | 筝尺八演奏家
ジャズピアニスト松居慶子のライブが、名古屋の
ブルーノートであった。私はファンの一人だ。

彼女の夫は松居和。慶応の後輩。彼も尺八のクラブ
「竹の会」に入っていた。慶応を中退して、アメリカ
へ行ってしまった。しばらくして、島田陽子主演の
「将軍」というTVドラマで、彼が吹く尺八が流れ、
話題となった。

1986(S61)土居慶子と松居和の二人が結婚。渡米して、
ロスで作った自費制作CD「水滴」がFM放送でヒット。
以後アメリカを基盤に活動。
スムース・ジャズ。“聴き心地の良い”ジャズという
分野で、全米ビルボード誌1位に輝き、米大統領の
主催する公式パーティにも呼ばれたとか。

アメリカではフィーリング(癒し系)ミュージックという
ジャンルはないそうだが、日本的なイメージの曲作りが、
アメリカ人の心も捉えた。
松居慶子の弾くシンセに、和が最後にプハァーと一音、
尺八を吹くだけ。これでいい。いい奥さんを射止めた
ものだ。私もこういうパートナーを探し求めている。

発声法

2008-02-27 07:57:03 | Weblog
木村ひとし氏に発声法を習って、かれ
これ2年になる。声の質が変わってきた。
低音が響くようになってきた。上はF(ファ)
までだったのがG(ソ)まで出るようになった。
喉の奥を広げる。あくびする時の形。息は
もらさず、声帯を締めて響かせるなどなど。
これで尺八の音も変わってきたのだ。

オペラ歌手の島村武男氏の話も、横隔膜の
鍛錬が大事。赤ん坊は横隔膜を動かして声を
出している。あの声が理想。大人になると
横着になって、横隔膜を動かさず、口を開けず、
口ごもってしゃべる。口は横に開いて・・・・

これも尺八を吹くのと同じだ。「尺八は
吹くものに非ず」と門弟に教えている。
強く吹けば吹くほど尺八は響かない。

一絃筝の眞道さんも、「喉の上から声を出
してはダメ、お尻の穴を締めて、腹の底から」
と弟子に教えている。皆共通する。

オペラ歌手島村武男

2008-02-27 07:43:58 | Weblog
NHKラジオで、オペラ歌手島村武男さんの
話を聞いた。もともと声が悪く、きたないダミ
声で、芸大を受けたが一次ではねられた。師か
らも「歌手に向かない」と指導を断られた。
そのハンディから、発声法について、とことん
学び研究した。そして今では、アナウンサー、
セールスマン、発声障害者の指導に当たって
いるという。著書に『発声力でハッピー人生』

よく響いて大きい、すばらしい声だ。私の憧れ
の声。私も声が悪く、子供の頃からコンプレッ
クスで、人と話をするのもイヤだった。会社では、
ビデオ制作の仕事に携わっていたが、一度も
カメラの前には立ったことがない。

それが、今は「語り」を生業にしている。それなり
に努力はしている。島村武男氏の努力研究は
並大抵ではない。聾唖者、吃音者の障害も治す
指導方法は多いに参考になった。

今、阪野さんが、長年勤めた会社を辞めて、
聴覚障害者のための仕事に就こうとしている。
応援したい。

大名の大半は愛知出身

2008-02-27 07:09:20 | Weblog
中日新聞2/25夕刊
『三英傑だけじゃない-武将観光で愛知PR』
愛知ゆかりの戦国武将は、織田信長、豊臣秀吉、
徳川家康の三英傑だけじゃない。幕末にあった
270藩のうち、愛知県ゆかりの藩は204藩。
県では、愛地万博後の観光戦略として「武将観光」
を構築する。

東京生まれの私が名古屋に住み、名古屋に骨を
埋めるつもりでいるのも、私の先祖の地だから
だ。先祖は東北の会津藩だが、藩祖保科正之は
徳川秀忠の子だから三河の血。私の先祖も三河
牧の原の出。
ちなみに幕末の会津藩主松平容保は、尾張徳川
義勝の弟。養子として会津藩主に迎えられた。
会津に一度も足を踏み入れたことのない藩主の
為に家臣は身命を賭して闘ったのだ。