現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

教師になるにも

2008-07-08 11:16:20 | 社会問題
審議監に謝礼で便宜 教頭夫婦「よく聞いた」 大分汚職(朝日新聞) - goo ニュース

娘を教員に採用してもらうために、教頭夫婦が
審議監等に200万の賄賂。

試験は489人が受験して、最終41人が合格。
10人に1人。結構難関だ。内10人前後が、試験
の点数を水増ししてもらって、合格ラインに入っ
たようだ。(その後の記事では2年で30人以上)

こういう事件は、昔は内々に処分されたのだろうが、
なんでもかんでも暴露されては、現在教壇に立って
いる教員もみな疑われる結果になる。

教え子をラブホに連れ込んで強姦したとか、破廉恥
教師が報道されるたびに、教師の権威が失墜し、
学校教育の現場は崩壊しつつある。

そんな中、昨日の『練成会』で、私の班のリーダーは
若い高校の教師だった。全力を出し切って、必死の
形相で手本を示す姿に、海千山千の年寄り連中が
皆心を揺さぶられ、素直に従った。学校の教員こそ、
こうした研修で倫理を学んでほしいものである。

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一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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虚無僧で泥棒行脚

2008-07-08 11:00:06 | 虚無僧日記
東京のラジオ局から電話が入った。「虚無僧に
ついて教えてくれ」というので、滔々と、虚無僧
について語った。「善と悪の両極のイメージが
あること」 などから、 「虚無僧で、家の前に立っ
て尺八を吹いていると、留守がどうかもわかる」
というような 誘導尋問に引っ掛かってしまった。

実は、住所不定の男が、ワゴン車で全国を回り、
何千件もの空き巣を繰り返し、逮捕された。その
車の中から、虚無僧用具一式と尺八が見つかった。
虚無僧で回って、家の品定めをして、留守とわかる
と、車の中で着替えて空き巣にはいっていた」ので
はないかという。

シマッタ、ハメラレタである。あわてて、「虚無僧
研究会や京都明暗寺に登録している虚無僧は、
みな 気まじめな人ばかりで、悪人はいない。それは
登録していない“偽虚無僧”だ」 という 私の必死の
説明が功を奏したか、「虚無僧行脚で空き巣」という
ニュアンスは消され、「空き巣泥棒の趣味は、尺八
だった」 くらいの小さな取扱いで済んで、ホッとした。

一人の悪事が、全員に類を及ぼす。困ったものである。

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虚無僧は詐欺師?

2008-07-08 09:48:57 | 虚無僧って?
「まあねぇ」こと私のマネージャー鈴花が、親戚の
家に行って、「虚無僧」の私をPRしたところ、
従兄弟や叔父さんから「虚無僧は詐欺だ。僧でもない
のに、尺八吹いて、布施をもらうのはけしからん」と
言われてしまった、と。

虚無僧を見て「ご苦労さま、ありがとうございます」と
手を合わせてくださる方も居れば、こうして「悪人」と
見る人もいる。一つのものを見ても、悪と見るか善と
見るか、二通りの見方があることが、私の講演のテーマ
でもある。

偽装が騒がれている昨今、ネットでも、「偽托鉢僧」が
しきりに取り上げられ、最近急速に托鉢僧をみかけなく
なった。偽坊主の虚無僧も、名古屋では、ほとんど無視
されるようになってきた

ネットで「虚無僧はインチキ?」という質問に、「虚無僧は
偽物が本物です」という回答があった。よくわかっている
ご仁だ。「“僧侶”と勘違いされている方にとっては偽者
でしょう。もともと虚無僧は在家仏教徒なのだから、僧で
ないことが本物なのです」と。

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月岡伸一さん

2008-07-08 09:06:49 | 筝尺八演奏家
月岡祐紀子さんの父君は、民謡尺八家の「月岡伸一」さん
でしたか?たしか私の本名「伸一郎」と同じだったと記憶
しています。

30年位前、宮田耕八朗の合宿でご一緒したことがありまし
たが、数年前、私の実家のすぐ近くで教室を開いている
ことを知り、訪ねて行きました。先方も私のことをよく
覚えていてくださり、すぐ判ったようです。

その時、祐紀子さんの事をいろいろ聞かせていただきまし
た。そして、月岡氏が私に言った言葉。「一流の人と付き
合わないと一流にはなれませんよ」というアドバイスが
今も耳に残ります。

名古屋に籠もっていたのでは、“井の中の蛙”になると
解ってはいるのですが、はてさて。

「宴乃桜」さんは、四国松山に居りながら、流派を問わず
一流のプロ奏者を招いて共演されている。その積極的な
向上心には脱帽です。

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月岡祐紀子さん

2008-07-08 08:37:00 | 筝尺八演奏家
 以下は、7/4練成に行く前に書いたのですが、「非公開(下書き)」の
 ままになっていました。今日気がつき「公開」にした記事です。


またまた「宴の桜」さんから、コメント欄に投稿いただきました。
貴重なお話ですので、コピペさせていただきます。(ご本人に
承諾なく、一部省略していますので、原文はコメント欄を見て
ください)

  月岡祐紀子さんはとても清らかな美しい方です。
  いつぞや夜の屋外の演奏で、月岡さんが立って
  らっしゃるところだけスポットライトが当たった
  かの様に、おぼろに明るく、闇夜に浮き上がった
  かの様に見えました。この方はすごい人だな…と
  感動しました。
  月岡さんをゲスに「遍路組曲」を演奏した事が
  ございます。尺八は岩田卓也さん。
  この「遍路組曲」も本当に不思議な魅力のある
  曲で、本番の時、舞台といいますか演奏者群から
  何かが立ち上り、それを皆が感じておりました。
  ああいう体験は後にも先にもあの時だけでござい
  ます。

  あの方はお大師様に守られている様に思います。
  お声も独特で、民謡出身でも民謡とは少し違う、
  やはりあの方は「ごぜ」さんです。
  私も月岡さんに憧れ、小林ハルさん一代記「光を
  求めた105年」も読みました。すさまじい修業の
  実態に、喉が詰まる様な気持ちになりました。


「宴の桜」さんの感性のすばらしさにも、感服です。
一昨日行った半田は、岩田卓也君の出身地です。


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