現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

安さを競う時代

2008-07-18 15:06:26 | 虚無僧日記
年収1,000万超、尺八やビデオの仕事で
副収入が月ウン十万もあった頃は、金を
使うのに必死だった。バブル期の甘い汁
をさんざん吸わせてもらった。

今は、東京の1/10で生活している。
たとえば、東京では、ランチはコーヒー、
デザート付きで1,500円以上のを食べて
いたが、今は、120~280円。

「昼飯は妻はセレブでおれセルフ」(第一
生命の『サラリーマン川柳』にもあった)

以前は、服でもネクタイでも靴でも、高く
買って自慢したものだが、今は安く買って
自慢する世の中。靴下80円、ネクタイ100円、
ズボン980円。足袋も450円で買える。
その他たいていの物は100均で買える。
みんな中国製。でも助かる。

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一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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虚無僧の袈裟も中国製で5,000円。天蓋は、
中国で作らせて500円だったが、これは
鳥の巣(籠)みたいで、使えなかった。

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冷房無し

2008-07-18 14:33:58 | 虚無僧日記
昨年までは、夏は冷房、冬は暖房をガンガンに
入れて、一年中快適に過ごしていた。

しかし、先日、鉄板で囲まれただけの鋳物工場で
働く人の姿に打たれた。熔高炉の熱風で灼熱地獄
の中でも人は働けるのだ。

また、ごぜの小林はるさんのビデオを見た。6歳
の頃から、冬、雪の中、信濃川の堤防で、からだ
が熱くなるまで声を張り上げる厳しい修行。「小さ
い子は、おねしょするから」と、家に入れてもらえ
なかった日もあったとも。

人は、それに耐えられるのかと思うと、冷暖房など
無くとも、平気平気になった。

電気代の請求がきた。7,049円。昨年は19,000円
だった。ヤッターッ! である。省エネコンテストが
あったら優勝まちがいなし。ん? 去年までが使い
過ぎだったか。まだまだ減らせる。

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死して後に

2008-07-18 14:06:03 | 心の問題
7/18中日新聞の「運勢」に、
「世の中の人と煙草の善し悪しは、煙となりて
後にこそ知れ。死して悔いのなきように」とあった。

ウーム。顕正会の連中に、「地獄極楽有るか無いか、
死んでみれば判ります」と云われたことにも通じる。

「顕正会の会員のみが極楽に行け、他はみな地獄に
落ちる」というが、それでは、今まで何百億もの人は、
みな地獄に堕ちたことになる。

私なりにこう考えた。あの世では、いろいろ街区が
ある。キリスト教徒区、イスラム教徒区、仏教でも、
各宗派、また国ごとにも分かれている。

それぞれのパラダイスにも上等と下等があるのだ。
あの世の存在を否定する一休=普化宗徒は、最下等の
街区かもしれないが、そこで一休さんに会えるなら、
環境劣悪でも平気平気、気にしない気にしないだ。

運勢に「雨降らば降れ、風吹かば吹けの度量ありて
困難突破」ともあった。これって一休の言葉ではないか。
 
中日新聞の運勢欄を担当している「松雲庵主」。先日
ラジオでも紹介されていたが、なかなか評判だ。

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一絃琴の眞道さん

2008-07-18 13:09:28 | 虚無僧日記
名古屋駅で立っていたら、偶然、一絃琴の眞道さん
に会う。「東京からの帰りで、一緒に食事しよう」と
誘われた。眞道さんとは、もう20年以上のお付き合い。
いろいろあって出家され、今では津の本願寺の住職。

「一絃琴で何ができると思うこともあるが、何かできる
んじゃないかと投げ続けることが大切。寺として、将来、
老人健康施設の運営などを考えている」との話になった。

今の世の中、尺八で何ができるのか、尺八が何の役に
立つのか。いつまでも吹けるわけではない。あと10年。
それから先どうするのか。悩みは同じだ。

将来は、眞道さんの「老健施設」で雇ってもらうか。
え?、その頃は入所者の年齢だ。入れてもらうにも金が
ない。

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