現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

しんでもいいわ

2008-07-14 23:42:58 | 虚無僧日記
防災対策で、本は全部段ボールに入れ、本棚は
捨てることにした。本棚が倒れて下敷きになった
ら困るからだ。

“まぁねえ”に、本棚の移動を手伝ってもらおうと
思ったら
「しんでもいいわ」(名古屋弁で「しなくてもいい」の意)
「いや、下敷きになって怪我したら困る」
「やっぱり、生き残るつもり?」と“マァネェちゃん”
「だって、一休さんだって、最後の言葉は 『死にとう
ない』 やったんやから」(なぜか京都弁?)

大地震がきて、生き残れるのは、顕正会会員か、
真如苑か、はたまた普化宗の虚無僧か。最後の
審判が下されるのだ。楽しみ。早く来いこい大地震。

 有漏路より無漏路に帰る一休み
   雨降らば降れ、風吹かば吹け 来たれ大地震
                     三休(サンキュー)

非常食

2008-07-14 23:25:04 | 虚無僧日記
私は「カネカネカネそのひぐらし」の虚無僧。
いただく物だけ口にして生きている。エンゲル
係数0。

この猛暑。そろそろ「東海大地震」で、住みか
も倒壊か。顕正会の人がそう云ってる。
関東大震災の時は暑かったそうな。
オリンピックの前には大地震がくるそうな。

防災対策で「非常食を買って欲しい」と
“まあねぇ”ことマネージャーの鈴花さんに
頼んだら、
「あんたは虚無僧でしょ。いつ野タレ死に
してもいい覚悟だったんじゃないの!」と
叱られた。

「非難所に行けば、食料にはありつける。
でも命あればのことね。死んでしまったら、
非常食も無駄になるわ」。しっかりしとる。




裏口にワイロ?

2008-07-14 23:03:52 | 虚無僧日記
9月23日、能楽堂でリサイタル。しまった!
その日は、詩吟の昇段試験の日だった。
ちっともまともに稽古に行ってないのに、
年数だけで、もう『六段』である。

名古屋名物「ういろ」を持って、先生に謝り
に行った。すると、

「試験料と免状料を倍額払えば、試験を
受けずに段が取れる、という規定がある」
とのこと。 どうするか、返事を求められ、
即座に 「それでお願いします!」

「ワイロに ういろ」、お金で「六段」ゲット。
浮かれている場合じゃない、金額を聞か
なかった。

「正規3万とすると6万か」
「先生!五上段(ご冗談)じゃないでしょうね」
通じんかった。どうしよう、ブルブル。


熱帯夜

2008-07-14 22:44:55 | Weblog
今日も熱帯夜。もう寝た?いや。

野宿の訓練と、ベランダで寝ようとしたら
お隣りのクーラーがうるさくて寝れない。
クリャァ、ダメだ。

ほたる族。家の中で煙草を吸えないお父さん方、
ベランダに出て煙草を吸うのだ。

以前は、下の階の煙草の臭いが入ってくるので、
戸を閉め切っていたが、最近、ホタルがなくなった。
タスポのせいか?たすかるタスポ。

  夏の夜に、なくなるホタル、けむり消え
        人はさむしき われはうれしき

名古屋と京都、暑さくらべ

2008-07-14 22:26:53 | 虚無僧日記
名古屋場所は“暑い”が定説だそうだ。
汗ですべるので、突っ張りが効かないとか。

「名古屋の暑さはすごい」というが、名古屋
は地下街が発達している。冷房も完備。夏は
人通りが少ないと思ったら、みな地下街を通
っていたのだ。地下街では虚無僧は尺八吹け
ない。ざんねん。

昨夏、京都へ行った。みな表を歩いている。
四条通りなど、すごい人で虚無僧は歩けない。
地下道はガラ空きだった。賀茂川にかかる屋台
もそうだが、京都の人は、自然のままに過ごす
ことに慣れているのか、クーラーのない店が
多い。戸が開け放たれているのだ。虚無僧には
はなはだ都合がよい。

さびれた町の商店は、ガラス戸をしっかり閉め、
店番もいない。お客が戸を開けると、リリリンと
ベルが鳴って、奥から店の人が顔を出すしくみ。
これでは、虚無僧が戸外で“笛吹けど踊らず、
いや、おとう(父)居らず”。


クーラーの功罪

2008-07-14 22:02:45 | 虚無僧日記
部屋には、18畳用エアコンが2台もある。

昨年、エアコンのリモコンが効かなくなった。
名古屋にきて15年も使ったったのだから寿命か
と早とちりした。即電気屋さんに頼んで、新しい
のを持ってきてもらった。マンションの4階まで
運び上げてきてもらって、試しに電気屋さんが
古い方のエアコンのスイッチを入れたら、なんと
動くではないか。一瞬双方の顔が凍りついた。

このまま帰ってもらうわけにもいかず、もう1台
取り付けてもらうことになったのだ。

2台あると、さすがに涼しい。昨年は快適だった。
後で電気代の請求書を見て、ゾォーと震えた。
2万円近かった。

盆休みに京都に行ったが、各地で40℃を記録する
猛暑で参った。天蓋とってジュースを飲んでいる
ところを見られたらしく、ブログにも書かれた。

「虚無僧も 編み笠とるや 蝉しぐれ」と

猛暑、熱帯夜

2008-07-14 21:43:36 | 虚無僧日記
 熱帯夜、クーラーかけて寝たいやぁ 

連日36℃超の猛暑。でも今年は、クーラー無しで
がんばる。盆休みに1週間、四国遍路するため、
今から鍛錬じゃ。

「温暖化防止キャンペーン」で、どこぞの町で、
電気代を昨年より何割減らしたかコンクールがあり、
最高3割減のおばあさんが優勝とか。私も絶対優勝!
まちがいなし。昨夏は月2万円近かったのだ。


長い 堅い 暗い

2008-07-14 20:18:08 | ブログ
「長い、堅い、暗い」
私のブログについての批評だ。
 ・シリアス(深刻)に物事をとらえすぎる。
  あなたに必要なのは『鈍感力』。
 ・批判が多い。
  一休を語るなら、気にしない気にしない、
  とんちんかんちん、明るく、楽しい話ゃなきゃ。
 ・虚無僧のイメージは「ひょうひょうと風に吹かれてぇー」でしょ?

反省。“コムそう”します。

賄賂も裏口も神代の昔から

2008-07-14 15:12:36 | 社会問題
もう時効だからいいかな。

30年も前、高度成長期に向かって、土地の買い
あさりが始まった頃だ。なんでも勉強と、大手
不動産屋に出向したことがあった。お役人に現
金を手渡す場面にも立ち会った。連日のように、
ハイヤー(それも外車)を乗り回し、赤坂の料亭
からキャバレーミカドと、政財界のお歴々の接待。
「魚心あれば水心」が合言葉だった。

お役所にまともに書類を出しただけでは、1ヶ月
して催促に行っても、私の名刺と提出した書類が
まだカウンターの上に置かれたままだった。浅野
内匠守と吉良上野介だ。

地方の医師会長を務めていた叔父の話。校長の
娘が看護士(当時は婦)試験を受けるのでよろしく
と頼まれた。校長先生の娘だったら間違いないだ
ろうと思っていたら、採点を行なった事務長から
「学科0点なんですけど、どうします?」と。
「いやぁビックリしたが、学科や実技なんて現場で
覚えりゃいいからと、合格させてやった」と。

こんな話、どこにでもあった。昔は、まぁまぁで、
皆目をつむってきたことが、その恩恵に浴さない
人のひがみ心、嫉妬で、次々白日の下に晒されたか。




推薦入学

2008-07-14 15:02:57 | 社会問題
名前は控えるが、世界〇〇選手権で金メダルに
輝いた選手。大学受験の際、彼女の隣の席で
受験した人の極秘話。「あの子、試験中ずっと
寝てたよ、ムカツク」と。答案は白紙で堂々と
出したそうな。それで勿論合格。

高校野球の選手たちの特別待遇も問題になった。
他のスポーツでもやっているのに、なぜ野球だけ
が、とウヤムヤになってきた。

さてそうなると、学力も他に特技もなくて、入学
したい、させたい人のために、金で入る道があっ
てもいいということになる。

事実、ある医科大学では、点数に応じて、寄付
金の額が決められるそうな。点数の上位は安く、
点が低ければそれに反比例して額が上乗せ
される。それでも入れたい親にとっては、まこと
好都合。

学科の点数は良くても、人間性、対応力が0点
の人もいる。点数だけで合格させて、医師として、
裁判官として、教師として、不適合な人物も出て
きて、問題を起こしている昨今である。成績は
悪いが、医者の資質があれば、金ではいる道が
あってもいいじゃない。資質も無いのは困る。
それをどう見分けるのか、学科試験意外に合理的
選別法があればいい。