現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

そうかもしれない 雪村いづみ

2009-12-13 05:17:34 | 虚無僧日記
雪村いづみは、東京目黒の私の家の近くに家があった。
アメリカ滞在も長かったので、ほとんど留守宅だった。

ネットで検索してみると、「裕福な家庭で何不自由なく育って
いたが、戦後の混乱期、9歳の時に父親が自殺。その数年後、
母親が事業で失敗し生活が困窮。家計を助けるため、1952年
(昭和27年)中学卒業後、歌手を志し、新橋のダンスホール
「フロリダ」で無給ながら歌手活動を開始」とある。母親の
借財は、S34年には8,500万円にふくれあがっていた。現在の
貨幣価値に換算すれば8億ほどの額だ。華やかなデビューの
裏に、借金の返済で汲々としていたことを知る。

「三人娘」として仲の良かった江利チエミが45歳、美空ひばりが
52歳で亡くなったあと、二人の歌を歌い継いでいる現役歌手。

2006年に公開された映画『そうかもしれない』では、32年ぶりの
主演映画で、認知症になっていく老いた姿を迫真の演技で演じ、
話題となった。あまりにもリアルなので、雪村いづみは本当に
認知症になったかと思えた。今朝のラジオで、「江利チエミは
ものすごく神経質で心配性だった。自分は天真爛漫」と。

やはり心配性はストレスをため、命を縮めるか。雪村いづみは
私より11歳年上。今年おん歳 72歳。オードリーヘップバーン
同様、往年のイメージを壊されるから、老いた顔など見たく
なかったが、かわいい顔しての痴呆は鬼気迫るものがあった。
50年連れ添った夫の顔もわからない。「ご主人ですよ」の
声かけに「そうかもしれない」のシーン。どっと涙があふれた。

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NHKへの売り込み その2

2009-12-13 05:07:25 | テレビ・映画・芸能人
NHK朝の連続ドラマ「ウェルカメ」のヒロインに抜擢
された「倉科カナ」は、毎年、連ドラのオーディション
に応募し、5度目で的を射たとか。2006年にデビューして
3年目の快挙だが、その「ウエルカメ」さっぱり視聴率は
上がらない。このところ低迷続きだが、それでもやはり
NHKの連ドラに出ることはタレントの夢か。

かくいうそれがしも、今度NHK・FMラジオ「邦楽のひととき」
に出演する。邦楽界では「紅白」に出るほどの名誉なのだが・・・・。
でもこの番組、いったい何人の人が聞いているのだろうか。

今朝のNHK「ラジオ深夜便」?で、雪村いづみの話を聞く。
15歳の時、俳優座を受けて落ちたそうな。「受かっていたら
歌手にはなっていなかった」と。江利チエミ、美空ひばりと
ともに3人娘として、歌と映画に大活躍、大スターになった
わけだが、「大スターになろうとは思っていなかった。これも
みな運命で決まっていたことなのよ」と。そうか、大スターに
なれなかった私もそういう運命だったか。

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