現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

腹を立てず

2009-12-30 08:31:27 | 虚無僧日記
黒田容疑者ら送検…本人「けんか止めただけ」(読売新聞) - goo ニュース

漫才コンビ、メッセンジャーの黒田有が暴力沙汰で逮捕とか。

日頃酒ぐせ悪く、「またか」「やはり」と、周囲は予期して
いたかの、冷やかな扱いだ。もうひとつ、ガールズバーで
「25万円」の請求というのも驚き。「怒って当然」という
同情もあるようだ。以前、ホストクラブで45万円請求され、
逮捕された女性がいた。この判決は無罪だった。「泥酔状態で
高級ブランデーを4、5本も注文したことは覚えていない」
というのが、無罪になった理由だった。
今回の件も同じだが、手を出した方が負けだ。

私も喧嘩早い性格だったが、ようやく今年1年、一度も喧嘩
せずに、年が暮れそうだ。とにかく、笑顔笑顔でニコニコして
いれば、仕事も次々とくるようになった。これも「朝起き会」の
おかげと感謝。

今日12/30、今年最後の仕事は、津島の鶴見酒造さんで「新酒
即売会」のイベント。一団と冷え込む中、屋外のステージで
1時間だそうだ。モスクワの-8℃の中で尺八を吹いたことを
思えば、“平気平気の心”で、最後のおつとめも無事終えたい。


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苦難福門

2009-12-30 08:31:09 | 心の問題
実践倫理の上原栄治会長の近著『大自然の摂理の下で』。
「苦難福門」として、「苦難」について、その種類、各宗教間
での捉え方の違いなどを紹介した上で、

「苦難は誰も嫌なもの、避けたいと思っているが、ドラマに
しても小説にしても、主人公は、さまざまな苦難を乗り越えて、
最後に成功する。歴史上の偉人伝もみなサクセス・ストー
リーだ。それに人々は“生きる勇気”をもらっている。自分も
そのヒーローになりたい、なれたら、との願望を持っている
ではないか。

苦難や試練は、自ら望んで、大自然から与えられているもの
ではないか。「苦難は、すべての終わりではなく、新しい出発点、
成功や幸福へいたる一つの転換点なのだ」と。

そして解決策は、
「もうダメだと意気消沈していては、事態をますます悪くする。
恐れ、不安、焦り、怒り、憂い、悲しみ、ねたみ、苛立ち、
見栄、嫉妬など、現状に満足しない“不足の心”、“とらわれ
の心”歪んだ“不自然な心”、そうした“無駄な心”を捨て、
自分の過ちを反省し、至らぬところを改め、問題を解決しよう
とする力強い意志と願望を持てば、事態は好転する」と。

私はそういう生き方をしてきた。夜の明けない日はない。春の
来ない冬はない。ただ無明の穴倉に閉じこもっている人には、
昼も春も見えないのか。

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