現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「AKB総選挙」のみどころ

2011-06-05 16:12:23 | 虚無僧日記
もう、新聞も見る気がしないほどの政治家の体たらく。
AKB48の「総選挙」の方がまだマシと言われるまで
国政は凋落した。若者の政治離れは ますます加速し、
オタクが増えるのも政治家のせいと思えてくる。

「CDの売り上げが ガタ落ち」と嘆く声を尻目に、
投票権セットのCDで 100万枚、ミリオンセラーを
生み出した企画力。

「今の若者は、夢も希望も無く 無気力」と言う声を
跳ね除けて、彼女たちは 必死の努力をし、ファンを作り、
多くの若者に「夢と希望」を与えている。

「ドラッカーのビジネス書と高校野球のマネージャー」を
結びつけた『もしドラ』は、250万部を売り上げたベスト
セラーとなっている。

ドラッガーが聞いたら「口あんぐり」アグリーだろうが、
難しいビジネス書を高校生レベルにまで引きおろした
発想がすごい。ドラッガーの書も売れているとのこと。

AKB48の曲は、聞いていると、覚えやすくカンタンと
思ったが、楽譜を取り寄せてビックリ。♯が4つも6つも、
そして「♭4つ、6つ」に転調するのだ。それも4小節
だけ転調という箇所も。それを 小中学生の子が いとも
カンタンに歌いこなしているのだから、新人類 侮りがたし。

今日のテレビで、『もしドラ』の映画で、野球など
やったことがないという役者がピッチャー役。猛特訓
したとのこと。役者魂だ。

それを観たマネージャー鈴花から、「尺八でも吹ける
ように。プロでしょう」と。只今特訓中。

ミュージシャンはコメディアン

2011-06-05 04:07:04 | 虚無僧日記
「音楽 そして 笑いは、癒しになって“いいやしい”」

その「ミュージシャンとコメディアン」の二つの顔を
持つタレントは多いと三宅裕司。

なるほど、「クレージー・キャッツ」はもともと「ジャズ
メン」だった。メンバーの一人「石橋エータロー」は、
尺八家の福田蘭童の息子。そのためか、芸能人の
「かくし芸大会」で、メンバー全員が 尺八で ジャズの
「テイク・ファイブ」を、しかも五重奏で吹いたのには
びっくりした。プロとはすごいものだと感心した。

その後、フォークやグループサウンズのメンバーが、
コメディにも進出した。堺正章、井上順も、今では
ミュージシャンだったことが忘れられているほどだ。

伊東四朗も結構 歌が上手い。タモリのトランペット伴奏で
「慕情」をまじめに歌っていた。伊東四朗は、就職活動で
「顔がきつい、目つきが悪い」と どこも不採用になった
そうだが、それが「コメディアン」となった。
伊東四朗のコントは、アドリブかと思いきや、シナリオは
「台本書き」がいて、リハーサル初日までに シナリオを
キチンと覚えてくるという。記憶力抜群で、70歳過ぎた
今も、「百人一首」や、「円周率 500桁」「アメリカの
州」などを毎日暗唱して覚える努力を続けているという。
みな、ものすごい努力をして一流になっているのだ。

童(わらわ)も、尺八吹くコメデイアン(米で慰安)を
目指すか。でも「尺八は いや らしい??」。