現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

知らないと大損 「保険金」にかかる税金

2011-06-21 22:45:38 | 虚無僧日記
「生命保険金と税金」意外と 一般には理解されて
いないようだ。

父親が亡くなり、保険会社から「死亡保険金」を受け
取ったAさん。相続税はかからぬものと思って、兄弟で
分け、全部使ってしまった。すると、2年も経ってから、
所得税と住民税の追徴金が「200万円」ほど請求きて
びっくり。

父親が入院し、「生命保険の保険料が支払えない」と
いうので、契約者をAさんに変更して、Aさんの口座
から引落としする手続きをしていたのだ。

その直後、父親は亡くなり「1000万」の保険金が
Aさんに支払われた。

元の契約のままだったら、「被保険者と契約者が
同一人(父親)」なので、「保険金」には 相続税は
かからなかった。

契約者が別だと「一時所得」となるから、父親が
払えないというなら、Aさんが、父親の通帳に送金
するなどして、あくまで「契約者は父親本人」に
しておくべきだったのだ。

ちょっと待って「保険料はずっと父親が払っていた」と
主張すると、今度は、「生前に生命保険を贈与された」
ことになり「贈与税」が課せられる。

また、Aさんは、「受け取った保険金を兄弟で分配した」
と主張すると、今度は、それぞれに贈与税が課せられる。
泣きっ面に蜂だ。

子供に保険を掛ける場合など、契約者が親になっている
ケースは多い。この場合も、子供が亡くなって保険金を
受け取ると「所得税」が課せられます。ご用心、ご用心。

アレバ社に トラブルが あれば・・・

2011-06-21 20:03:25 | 虚無僧日記
放射能も「フランス・アレバ社の 除染装置が“ あれば ”
大丈夫」のはずが、あれま、トラブル続き。

「アレバ社」については、いろいろ書かれている。

原発事故後 いち早く、フランスのサルコジ大統領がやってきて、
「救いの手を差し伸べる」と「アレバ」社を紹介し、菅直人首相は
ワラをもつかむ気持ちで、“お願い”してしまった。

そう それで、後で 気が付けば「しまったぁ!」だったのだ。

フランスは「原発先進国」という思い込みが災いした。
「アレバ社」はフランスでは、放射能汚染水を除去するといって、
海中にパイプを敷設し、沖合いにたれ流しているのだそうだ。
国際条約によって「放射性廃棄物の海洋投棄は全面禁止」されたが、
それは「船からの投棄を禁止する」もので、海中にパイプを通して、
陸上からの排出する方法については、禁止の規定が無いので
「合法」なのだとか。

さらに「使用済ウラン」はロシア・シベリアに送られて、そのまま
野ざらしにされているから、すでに容器が腐食し、亀裂が生じて、
放射能は垂れ流しだとも言う。(写真が公開されている)。

まるで、「インチキ廃品回収業者」が 高い金をとって 家電製品を
受け取り、よそで不法投棄しているのと同じだ。

それが「アレバ社」の実態。

そして、その処理費用はとんでもない金額になるといわれている。
最終的に40兆円以上というから。日本の税収総額に匹敵する。
東電どころか日本が破綻してしまう。日本の弱みに付け込んで、
根こそぎ搾り取る、それが「猿居士(サルコジ)」のトップ・セールス
だった。“ 菅さんは 完敗 ”。

何十年も前、ある講演で「フランスが 核に執着するのは、それが
将来ビジネスになると踏んでいるからだ」と聞いた。まさに
このことだったのか、と知る。

アレバ社の汚水処理施設にトラブルが“ あれば ”、それを口実に
即刻、契約解除し、おひきとり願いたいものだ。