2013年ＮＨＫ大河ドラマは「山本八重子」に

もうビックリである。

２０１３年のＮＨＫ大河ドラマ(52作目)は『八重の桜』。
誰のことかと聞いていたら「山本八重子」。目が飛び出た。

山本八重子については、このブログでもたびたび書いてきた。
幕末会津藩の女傑だ。女だてらに銃を持ち、男を叱咤して
大砲隊を指揮した。落城の時、天守閣の壁に「明日よりは、
いずこのたれか眺むらん　なれしお城に残す月影」の歌を
記した。

そして、京都に行き、兄、山本覚馬とともに、荒廃した
京都に産業を起こし、新島襄と結婚して、同志社大学を
創設した。

演ずるのは「綾瀬はるか」。全然イメージが違うが、映画
『おっぱいバレー』以来ファンになったから、ま いいか。

脚本は「ゲゲゲの女房」を手がけた「山本むつみ」とか。
「山本」姓同士。期待したい。

「山本八重子」に決った理由は、ＮＨＫが「東日本大震災復興
プロジェクト」の一環として、「被災地・福島県を舞台に」と
なったらしい。おいおい、福島県は広うござる。原発被災地の
浜通りと会津は「別国」だ。会津藩が取り上げられても、浜通り
の人は「かんけぇねっす」だろうに。

記者会見で「綾瀬はるか」さんは「八重さんの心意気を一生懸命
演じて、少しでも心が温まるような、日本中が元気になるような
作品をお届けしたい」と意気込みを語ったそうな。

これで、会津にも、また観光ブームが花開くか。ありがたい。

保険金支払い １兆円に！？

東日本大震災で支払った地震保険金が９４４８億円に達した。
毎日 約４０００件の申請や相談が寄せられており、近日中に
１兆円を突破するのは確実とのこと。

建物被害数（全壊＋半壊）は 17万6,487軒。今回の震災で
支払われるのは、「地震特約」をつけていた契約のみ。その
加入率は２割程度のはずだが、申請が６４万件もあり、その
９割に当たる５８万件について、調査を終え保険金を支払った
という。

車は「津波特約」を付けていないと支払われない。その
加入率は２％というから、ほとんど支払われないはずだが、
６４万件というのは 異常に多い。


一方、生命保険会社は、死亡保険金の支払額が７７６億円。
総額を約１９００億円と見積もっており、支払いはこれから
本格化するという。
東日本大震災の死者は、２２日現在で１万５４７７人となった。
行方不明者は７４６４人。

保険金には、死亡だけでなく、入院や傷害も含まれるだろう
から、死亡保険金の支払い額は、思ったより少ない。

阪神淡路大震災の時は、一件平均保険金額が４５０万と
意外に少なかった。但し、当時一人当たり加入件数は４件
だったから、単純に計算すると４倍の１８００万円だ。


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蝋燭(ろうそく)

舞台演出に使えるかと、ガラスの器にはいったロウソクを
いくつも保管しているが、なかなか使う機会が無い。
舞台は、消防法で「火気厳禁」だ。

「地震一口メモ」で「地震で家が倒壊し、停電になった場合、
ロウソクを付けるのは危険です。ガス漏れしていたら、
引火爆発するおそれがあります」と。なるほど、ならば
「ロウソクは不要か」と捨てるつもりでいたら、今度は
「計画停電」で ロウソクがバカ売れのニュース。

Ｔさんは「節電で、ブレーカーを一つ Off にし、風呂場は
ロウソクにした。ロウソクのゆらめく炎は風情があるし、
また、時間の過ぎていくのが感じられ、家族が 長風呂せず、
さっさと洗って あがるようになった」と。

なるほど、さっそく 風呂場で　使うことにした。古い
温泉宿に旅した気分。これはいい。