ケイの読書日記

個人が書く書評

クリスティ作「ハロウィンパーティ」

2005-09-07 14:54:52 | Weblog
大好きな本・読んだ本

 あまりにも長い間同じテンプレートを使っていたので、気分転換のために変えて見ました。どうぞご覧になってくださいね。

 「ハロウィンパーティ」は、クリスティ晩年の1969年の作品。これはクリスティ評論家たちの評価はあまり高くないようだけど、私はいい作品だと思う。


 ハロウィンパーティの飾り付けをしている会場で、子どもたちの話題が探偵小説に及んだとき、一人の少女が突然、殺人の現場を目撃したことがある、と言い出す。
 またいつもの嘘か、と誰もが本気にしなかったが、翌晩その少女が水の入ったバケツに顔を突っ込まれ、水死させられているのが発見される!


 推理がどうの、というより子ども向けパーティでの催し物が楽しい。こういうところの描写は、さすがクリスティだと思う。

 競技用の飾りのついたホウキ
 小麦粉と6ペンス玉のゲーム
 バケツに浮かべたりんごの早食いゲーム
 未来のおむこさんが鏡にあらわれるゲーム
 ダンス
 スナップドラゴン(干しぶどうにブランデーをかけ燃やして、素手で干しぶどう      を取るゲーム。香ばしくておいしそうだがヤケドはしないのかな?)

 まるでハリーポッターが出てきそう。

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