江神さんやアリス、望月、織田の、英都大学推理小説研究会EMCシリーズって、私、勝手に筆者・有栖川有栖の学生だったころを時代背景にしていると思い込んでいたが、違うんだ!!
アリスは、筆者より10歳年下で、1988年4月に大学に入学したことになっている。
望月や織田は、1つ年上の経済学部2年。長老・江神さんは27歳。入学したのが20歳で、その後、何年も留年しているという設定。大学って、トータルで8年ぐらいしか在籍できないんじゃないかな。じゃ、江神さんも、そろそろ…。
この江神さんの複雑な家庭環境については、『女王国の城』という長編に少し書かれているが、それでもハッキリしない。
とにかく、学費を出してくれる親じゃないから、江神さんは、せっせとバイトを掛け持ちしているが、私大の学費+生活費を稼ぐのは難しいんじゃないだろうか?
それとも、大学入学前の2年間に、そうとうお金を貯めたとか。
ああ、この江神さんについて、妄想しだすと、眠れなくなります。
この『江神二郎の洞察』は、アリスの入学からマリアの入部までの1年間を、瑞々しく描いた短編集。
デビュー作『月光ゲーム』もそうだけど、一種の青春小説ですね。でも、女の子は邪魔なような気が…。『月光ゲーム』では、どっさり女子大生が出てくるし、この短編集でも、最後の方はマリアが登場するけど、紅一点が無い方が、ピシッと作品が締まるような気がします。
これは、私の同性に対する妬みでしょうか?
もちろん、正統派の本格推理小説としても楽しめる。死体も密室もダイイングメッセージも出てこないけど。
特に、望月がノートを盗んだ犯人と間違われた事件(瑠璃荘事件)の、真犯人を暴く、江神さんの推理は、本当に論理的でカッコよかったなぁ。事件そのものはショボイけど。
アリスは、筆者より10歳年下で、1988年4月に大学に入学したことになっている。
望月や織田は、1つ年上の経済学部2年。長老・江神さんは27歳。入学したのが20歳で、その後、何年も留年しているという設定。大学って、トータルで8年ぐらいしか在籍できないんじゃないかな。じゃ、江神さんも、そろそろ…。
この江神さんの複雑な家庭環境については、『女王国の城』という長編に少し書かれているが、それでもハッキリしない。
とにかく、学費を出してくれる親じゃないから、江神さんは、せっせとバイトを掛け持ちしているが、私大の学費+生活費を稼ぐのは難しいんじゃないだろうか?
それとも、大学入学前の2年間に、そうとうお金を貯めたとか。
ああ、この江神さんについて、妄想しだすと、眠れなくなります。
この『江神二郎の洞察』は、アリスの入学からマリアの入部までの1年間を、瑞々しく描いた短編集。
デビュー作『月光ゲーム』もそうだけど、一種の青春小説ですね。でも、女の子は邪魔なような気が…。『月光ゲーム』では、どっさり女子大生が出てくるし、この短編集でも、最後の方はマリアが登場するけど、紅一点が無い方が、ピシッと作品が締まるような気がします。
これは、私の同性に対する妬みでしょうか?
もちろん、正統派の本格推理小説としても楽しめる。死体も密室もダイイングメッセージも出てこないけど。
特に、望月がノートを盗んだ犯人と間違われた事件(瑠璃荘事件)の、真犯人を暴く、江神さんの推理は、本当に論理的でカッコよかったなぁ。事件そのものはショボイけど。
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