ケイの読書日記

個人が書く書評

酒井順子「黒いマナー」

2011-09-19 09:44:39 | Weblog
 衝撃的な記事を、このエッセイ集の中で発見!!
 酒井さんは、男性から意地悪を言われたときなど「ハゲの呪いをかけてやる」と言うらしい。そうすると、男性達の態度はてきめんに変わるそうだ。
「ハゲの呪い…こっ怖い!」
「お願いだから、それだけはやめてくれ」

 そりゃそうだ。この言葉は本当に効き目があるだろう。私も、ダンナにイヤガラセされた時、使おうかと思ったが止めた。
 
 だって、もうハゲてるもん。

 20才の頃にはかなり薄かったようだ。私と結婚した時は、きれいにハゲ上がっていた。
 遺伝的な若ハゲで、ダンナのお兄さんや母方の従兄弟も、同じようなカンジだった。
 小さい頃から、きっと悲しい事がいっぱいあっただろう。しかし、さほど卑屈にならず成長したのだ。

 そして、配偶者の外見に全く無頓着な私と出会え、よかったね。神様はちゃんと見ていてくださった。

 自分に男の子が3人生まれ、さすがに私も母親として心配だったが、どうも頭髪関係は3人とも私の方に似たようだ。
 以前、知人が「男の子の髪は母方の祖父に似る」と言っていたが、そう思う。硬くて太くて多くて、白髪になりやすい髪質。よかった、よかった。


 今回は本の感想じゃなくてスミマセン。だって、あまりにも衝撃的なエッセイを目にしたもんで。


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2 コメント

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お邪魔虫です・・。 (サナダ)
2011-09-20 21:20:15
「男の子の髪は母方の祖父に似る」

ウチの父方の祖父はフサフサ、母方の祖父はツルッパゲ。(両極端)
そうか~、弟は将来ツルッパゲになるのか~。
今から笑えます!

ちなみに、家族の中で私の髪質だけ違います。
みんな黒くて太くて硬いのに、私だけ茶色で細くてやわらかい。
誰に似たのか?! 貰われっ子なのかしら・・。
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サナダさんへ (kei)
2011-09-21 09:40:03
 いやぁ、弟さんの髪が黒くて硬くて太いなら、ゼッタイ大丈夫です。何事にも例外はあります。

 ダンナを見ていて思うのは、若ハゲも悪くないという事!
 若い頃は、うんと年上に見えて、仕事をする上で有利。
 歳をとると、実年齢と段々近づいて、かえって歳をとるのが嬉しいようです。

 とはいっても、思春期の頃は親を恨んだろうなぁ。
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