心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

防犯カメラ

2019年08月17日 | 雑感・愚見

2015年 イギリス・ケンブリッジの金物店が、

防犯カメラに映った窃盗犯の写真を店頭に張り出したところ、

これを知った写真の犯人の男が警察に

「写真の無断使用だ!」と怒鳴り込み即逮捕となったようです。


以前、日本でも

千葉県内のマクドナルドが、店員に暴行を働いた人物を

同じ千葉県内のファミリーマートが万引き犯を、

中古ショップ「まんだらけ」が万引き犯の写真を

防犯カメラの映像からプリントアウトして

店頭に張り出したことがあったように思います。


マクドナルドとファミリーマートは、

本部からの指示で写真を取り外したようですが、

この犯人の写真を張り出す行為が行き過ぎた行為なのかどうかです。


おそらくですが、防犯カメラの映像を警察に提出したとしても、

軽度の事件の場合、人手が足らない警察が人員を割いて

一軒一軒聞き込んで犯人を捜すとは思えず、

結果、犯人がお咎めなしのような扱いとなるように思います。


ではあるのですが、マクドナルドや大手のコンビニの場合、

犯人の写真が張り出されたままでは、店内の雰囲気が悪くなり、

企業イメージに悪影響が出る恐れもあるかもしれませんので、

次回、同じことが起きないように、起きた時の対処の仕方を確認して置く方が

総合的には良いのかもしれません。


それと、写真の人物が間違いなく犯人であるなら、

店側が罪を問われることはないと思われますが、

もし、間違いであったならば、

店側も慰謝料的なものを支払うことになるかと思うので、

店側も写真を張り出すことには確信と覚悟が必要になります。


私が思うには、写真を張り出すことで店内の雰囲気に

そこまでの悪影響が出ないと考えられるのであるなら、

顔にモザイクをかけて写真を張り出すのはOKかなと思います。


と言うのも、顔にモザイクをかけることで、

他人が犯人を特定することが難しくなり、

本人のみが認識させることが出来て、

再犯の抑止力、圧力として機能するように思うからです。


もし、犯人が地域住民で会った場合、

顔にモザイクをかけずに店頭に張り出した場合、

近所の人から「あれ、お宅の息子さんじゃないの?」とか、

同級生に「あの写真、お前じゃないの?」とまでなると、

抑止力や圧力を越えて、私的な制裁行為となるので、

さすがにそれはやり過ぎかな。


しかし、イギリスの犯人ですが、「何で?」

張り出された写真を外してもらう交渉は、店舗でしょう。

それを警察に、しかも怒鳴り込むって?

色々と間違っていないか。


 夏季休暇 満喫中。

 

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