夏季休暇を終えて、
本日より神戸カウンセリング花時計の業務を再開させて頂きます。
ありがとうございました。
2005年、千葉、茨城、栃木の3県でコンビニ強盗を繰り返していた
元コンビニ店員2名が逮捕されました。
二人は、一人が店番中にもう一人が強盗に入るという手口で
約400万円を強奪していたことが判明。
400万円という被害額から考えると、
この二人の犯人は、鬼平犯科帳事件簿で言えば、
強盗団役と「引き込み役」となって
色々な店舗で数多くの盗みを繰り返していたと思われます。
この犯人をかばう訳ではないのですが、
営業中の店舗には仲間である店員が一人ではありますが、
防犯カメラがあるので強盗に襲われた演技はしていたのでしょうが、
悪質とは言え、実質は窃盗のように思ったりするのですが、
容疑は、強盗のようなので法律は難しいですね。
店員が仲間なので、店舗内に留まり
最高のタイミングで犯行に及ぶことが出来ますし、
警察への連絡も遅らせることが出来るので、
信じて雇った方としては、たまったものじゃありません。
話しが少し変わりますが、
私達の心の中には誰しも何らかの信念(心の規則)があり、
それらが引き込み役のような役割を果たしてしまいます。
例えば、自分は、他人から多く愛されるだけの人間ではない。
自分は、価値がある人間じゃない。
自分の能力なんて、たいしたことはない。
等の様な自己イメージを心の中に持っていると、
それらが引き込み役となって、
内外で起きた出来事を、自分が信じたままに捉えたものを
自分の内側に引き込み入れてしまいます。
自分の中に引き込み役となっている信念(心の規則)があると、
心の防犯カメラも、吟味役となる意識の働きも
十分に機能せずに簡単に突破してしまいます。
これではいけない。そうじゃないはずだと、
自分の気持ちや行動や態度に注意をしていても、
心の規則をそのままにして精神力や気合だけでは、
それらの想いにブレーキを利かすことは簡単ではありません。
心の中に個人の信念(思い込み、規則)があることが
全て悪いと言うのではなく、その規則による心の働きが、
現状に対して適切に働いていない心の規則については、
変えていくことが望ましいと言うことです。