2004年 アメリカ・ニューヨークのアパートの一室で、
天井まで積み上げた本が崩れ落ち、
その部屋に住む42歳の男性が生き埋めになりました。
男性は2日後に発見されましたが、本を取り除く作業は難航して
男性が救助されたのは、救助が始まってから3時間後。
崩れた建物の下敷きになったのではなくて、
部屋に積み上げてあった本が崩れて下敷きなのに
下敷きになった男性は、そのまま2日間動けず、
救出活動開始から救出まで3時間なんて
ちょっと信じがたい話のように感じられますが、
これ、下手をすれば死んでいた可能性もあります。
一般的なジェット旅客機は金属で造られて重量は約350トンで、
大きさと重量の割合を変えずに縮小すると計算上は、
紙飛行機よりも軽くなると言われているように、
軽いイメージがある紙は、かなりの質量を有しています。
1万円札が1万枚集まれば1億円で、
その大きさはプリンターより少し大きめで位でしょうか。
その1億円の塊の重量は約10㎏にもなります。
天井まで積み上げられていた書物が、
ドドドドドと崩れ落ちて
その下敷きになったとしたら。。。
地震大国の日本に住む私達は、本の下敷きになった時のために、
日頃から腕立て伏せをして腕力を鍛えておく方が良さそうですし、
パジャマよりも鎧兜を着て眠りにつくのも有かも。
まあ、天井に積み上がるまで本を買わないのも
知識を得る機会が減りますが、
ある意味、賢い選択です。なのか?