心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

勇者

2019年10月09日 | 雑感・愚見

2003年 アメリカ西海岸の民家に侵入した強盗が

飼い主の男性に襲いかかりました。

それを見たその家で飼われていたペットのオウムが強盗に対して

勇猛果敢にクチバシと足の爪で攻撃しました。


思わぬ攻撃を受けてビックリした強盗は逃げ出しので、

飼い主は何とか無事でしたが

悲しいことにオウムは殺されてしまったそうです。

 

後日、警察はオウムのクチバシに付着していた血痕を採取し、

その血痕から犯人は特定され逮捕されました。


恐るべしDNA鑑定。

指紋が重要だった頃には犯人を特定することが難しいかった案件でも

DNA鑑定が登場したことで捜査力が格段にアップしました。


飼い主である御主人を命を賭して護ったオウムも

犯人が逮捕されたことで浮かばれるに違いありません。


しかし、オウムがねえ。

高い社会性を備えているので飼い主の人間を

仲間と認識していたのかもしれませんね。


飼い主を敵から護ったり、

不審者や不法侵入者を威嚇、攻撃したりするのは、

やはり大昔から人間のパートナーであった犬が定番です。


犬種によっては、不審者に対して攻撃するどころか吠えもせず、

嬉しそうに尻尾をブンブン振る犬もいるようなので、

犬の全てが番犬として役立つとは限らないようです。


番犬として最適なのは、

縄張り意識が強い。警戒心が強い。

テリトリーに部外者が侵入すると吠えて威嚇したり攻撃をする。

身体が大きくパワフル。


有名どころでは、ドーベルマンとか、

シェパードとかになるでしょうか。

絶対的王者の土佐犬は、いくら番犬に向いているとしても

あの犬は、止めておいた方が賢明かと思います。

土佐犬、あの犬はホント怖いっス。


武道の達人は、相手と向き合っただけで

勝てるかどうかが分かるそうです。


私がドーベルマンとかシェパードと向き合った時に感じたのは、

怖そうだけど何とかなりそうな気もどこかでしましたが、

土佐犬の時には、向き合って目が合った瞬間、

この犬には絶対に勝てないと悟りました。

土佐犬、半端ないっス。あれランク的に犬じゃなくて猛獣っス。


犬を飼う場合、毎日の散歩や定期的なお風呂や予防接種等、

何かと世話を焼かなければなりませんが、

警備員としての能力を有していることが判明したオウムの場合、

飼育は随分と楽なように思えるので4,5羽飼うと攻撃力も高まるし、


不審者に対して覚えた言葉で

「てめ~ぶっ殺すぞ!」「覚悟して入ってこい!」

「地獄を見せてやる!」「お前から明日を奪ってやるぜ!」

「俺達は準備が出来ている。きやがれ!」

なんて皆で脅してくれるかも知れません。


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スイートキャロライン

2019年10月08日 | ライフ

ラグビーW杯では全試合熱い熱い戦いが繰り広げられています。

 

そんなスタジアムでゲームのハーフタイムに

ニール・ダイヤモンドの曲「スイートキャロライン」が流されて

大勢の観客が大合唱をしている様子が動画で紹介されていました。

 

そのスタジアムと観客の様子が物凄く良い雰囲気だったので

私にも幸せと楽しさのおこぼれを、

皆さんには、幸せと楽しさのパスになればと

動画をアップさせてもらいました。

まるでフェンウェイパーク!? ラグビーワールドカップ2019

 

そして、次も同じ曲ですがスタジアムは、

フランス・リヨンのサッカースタジアムで、

北アイルランドのファン?が滅茶苦茶盛り上がっています。

Northern Ireland fans singing "Sweet Caroline" (GAWA - Euro 2016 - Lyon)

 

そして、最後も同じ曲です。

ニール・ダイヤモンドのコンサートでの「スイート・ダイヤモンド」

どれも雰囲気が最高なので一つに絞れませんでした。


西洋人は情熱をほとばしらせたり思いっ切り楽しんだりする天才達ですわ。

奴らのホント素敵な所だし、唯々羨ましい。

私なんかあれです。

若い頃でも酔っ払った時位しかああは成れず、

今は酔っ払っても成りたくても成れないんですよね。

 

手と手を伸ばして触れ合おう  幸せな時、幸福は見えないものさ

見つめる夜に 孤独は見えない  二人でいればそれで十分

手を伸ばして温もりに触れて  僕に触れて君に触れよう ♬

 

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どっちが先で

2019年10月07日 | 雑感・愚見

1977年 タイで二人の男性が「鶏が先か、卵が先か?」で

議論が始まり、議論から口論となり、口論が激論となり、

最後には一方の男性が相手を殴り殺してしまうという結末を迎えました。

 

起訴された男にバンコク地裁は、

懲役7年と6ヶ月の刑を言い渡しました。


ちょっと刑が軽いような気がしますが、

しかしねえ。殺してしまうまでになった理由はあるのでしょうけど、

切っ掛けが「鶏が先か?卵が先か?」なんですよね。


自分の限られた大切な自分の時間を台無しにして、

相手の時間を奪ってしまうのですから人間って愚かですね。


この問いは、科学というより哲学よりで禅問答的なもので、

確か科学的には、どちらが先かの答えが出ていたように思います。


普通に考えると鶏が先になるはずで、

後はその確かな根拠を示すことが出来るかどうかで、

イギリスの研究者達が根拠、理論を示して

結論付けたことがニュースになっていたように記憶しています。


それが何時だったのか調べてみたら2010年の7月で、

事件があったのが1977年なので、

イギリスの科学者達が発表する33年前になるので

その頃はまだまだ世界のあちこちで

暇を持て余した神々の遊びじゃなくて

庶民達の話のネタとなっていたのかもしれません。


喧嘩の切っ掛けはしょうもないことだったけれど、

売り言葉に買い言葉、

相手に向けて責め立てる言葉と気持ちのボールをやり取りして

キャッチする度に次第に負のエネルギーが大きくなっていき、


タイの二人のように殺人とまで行かないだろうけど、

二人の絆が切れてしまうまで行きかねないので

良い所で流れを変える必要があります。


相手に対して自分の要望や不満を伝えるときには、

8時に帰るって約束していたのにあなたは酷い人と言うのでは

相手をただ責めて攻撃しているだけになりかねず、

酷い人、頼りにならない人、情けない人等のレッテル張りの言葉攻撃は、

相手の怒りの種火に燃料をぶちまける行為となります。


なので、

「今回のようにこうこうだと私は不安(悲しく)なるので

 次回からは、こうこうしてもらいたい。」

と具体的に自分の要望を相手に伝えることが大切だと言われています。


キャッチボールで何度もやり取りするのは負の言葉や気持ちではなく

出来ることなら優しい言葉や気持ちを何度もやり取りして

二人の絆や愛情を大きくしたいものですね。


「いつも綺麗だね。」

「あ~ん、また私より先に言ったあ。」

「ごめんごめん。君を見るとつい言ってしまうんだ。」

「あなたこそカッコいいわ。」


「お前は優しいし。」

「いや~ん。あなただって。」

「いやいや、お前の優しさには負けるよ。」


「いや~ん。あなたの男らしい食べ方が好き。」

「いつも丼三杯食べるお前の方が好きだよ。」

「いや~ん。恥ずかしいからやめてよ。」

「丼三杯にコロッケ5個って凄いじゃないか。」

「そんなことを言うと脇をつついちゃうから。エイッ!」

「やったな。仕返しだ。エイッ!」

 

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治安

2019年10月06日 | 雑感・愚見

ある店舗に押し入った強盗が現場から逃走するために

少し離れた所に駐車してあった自分の車に戻って来たら

その車が車泥棒に盗まれている所で、

動き出した自分の車を必死に追いかけたのですが

逃げられてしまいました。

 

強盗犯の加害者でもあり車を盗まれた被害者でもある男性は、

己の立場をわきまえず警察に車が盗まれたと通報したのですが、

男が強盗犯であることが発覚し逮捕されました。

 

次の防犯カメラに録画された映像は、

夜半に知人の家を訪ねているように見える男性が、

どこからともなく現れたバイクに乗った強盗に拳銃を向けられて

「金を出せ!」と言われ両手をあげて振り向いたら

あれま、友人同士だったというオチが付いています。

 

 

世間は狭いと言いますが、

偶然に犯罪者と犯罪者が交差し、犯罪者とその友人が交差する。

日本でこんなことが起きる確率はどの位なんでしょうか。


犯罪者や犯罪予備軍が多ければ多いほどその確率は高まる訳で、

上の二つの国の出来事は、

犯罪者や犯罪予備軍が多いことを表しているのかも知れません。

どうなんでしょうかね。

 

犯罪の被害者になり、正直者は馬鹿を見るで、

犯罪の被害者は犯罪をやり返す権利があると

自分に言い聞かせる人達によって

悪意の連鎖が広がっていったのかも知れません。


盗み盗まれ、そして、また盗み盗まれ、

お金が人から人へと流れているので一見、

お金の流れは血の流れで

通常の経済活動と同じように見えますが、


このような通常とは違う流れだけだと

社会を構成する骨や筋肉等に栄養が届かず

やせ細って、やがては取り返しのつかない状態になってしまいます。

 

「人を見たら泥棒と思え!」が溢れる世の中にならないよう

私達一人一人は、悪意の連鎖を断ち切る防波堤であり続けたいものです。

 

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ラクビ―W杯日本代表

2019年10月06日 | ライフ

昨日、ラグビーW杯で日本代表がサモア代表に

38-19で勝利して三連勝を飾りました。

しかも

ボーナスポイントを獲得しての勝利!


サモア代表は、強かった。

日本代表は、それ以上に強かった!


試合でトライをあげた選手も素晴らしい活躍でしたが、

私は途中出場の田中史朗選手が入ってから

日本代表からバタバタ感が消えて

安定感と落ち着きをもたらしたように感じました。


この勝利でまた一歩ベスト8に近づきましたが、

近づいただけでスコットランドとの最終戦に敗戦すると

グループリーグ敗退の可能性も残っているんですよね。


おかしいなあ。

アイルランドから大きな大きな勝利をあげたのになあ。

 

そして、イングランドとアルゼンチンの試合開始前から

来日中のファン同士が電車の中で交流する様子を写した一枚が

脚光を浴びているようです。


イングランドとアルゼンチンは、

フォークランド紛争で互いに遺恨があったように思うのですが、

ラグビーのファン達は試合だけではなく

全部含めてノーサイド精神を発揮しているようです。


それはそうと二つの国のファンの中に

たむけんがいる?

 

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聖書

2019年10月05日 | 雑感・愚見

2008年 シンガポールの裁判所は書店から聖書を盗んだ

26歳の男性に有罪判決を下し、それに続いて聖書を贈呈しました。

そして、

裁判長は被告人の男性に対して、

「聖書には汝盗むことなかれとあります。

贈呈した聖書をよく読み、再び罪を犯さないように。」

と諭したそうです。

 

この男性の犯行の状況が良く分からないのですが、

経済的にゆとりがなかったので盗んでしまったのか、

ただの万引きなのか。


ただの万引き犯だとしたら裁判長の行動は、

「俺って何ていい奴じゃねえ。」的な感じもして

ちょっと違うような気もするのですが、


でもまあ犯行の全ての証拠、経緯も知っている

裁判長の判断なのですから

スリルを楽しんだり、ちょっとした利益のための

只の万引きとは違ったのでしょう。


犯人の男性は、国家から罰を受けて

国家から愛を与えてもらったということですよね。

シンガポールの裁判所、粋だねえ。江戸っ子だねえ。


日本の裁判所でも、昔からの名裁きの本場ですから

名裁判長によって大岡越前守ばりの粋な裁きが

最適に行われていることと思います。


確か聖書の言葉だったと思うのですが、

懺悔し悔い改めれば、神は赦される。

であるとか、

右の頬をぶたれたら、左の頬を差し出しなさい。

であるとか。


私は、これらの言葉の深い意味は知らないし、

特に右の頬を云々は色々な解釈があるので何が何やらです。

 

とにかく、私のキリスト教に対する印象は、

赦しと愛を基盤とした宗教となっています。


世界の裁判の実情は知らないので、

日本の司法制度もまた


①罪を認め。②罪を告白し心から反省し。

③罪を償い。④行動を改めれば。

⑤国家、社会は汝を赦す。


と理解することが出来るので、

赦しと愛を基盤にしていると捉えることが出来ます。


なのですが加害者に対する国家の態度と

被害者となった個人の心の傷が癒える期間と

必ずしも一致する訳ではありません。


なので加害者がしでかした罪が

刑法的に重罪であろうとも微罪であろうとも

被害者は、自分の心に無理強いをしてまで赦すことも

逆に加害者を自分の心の真ん中に留めて

赦さないように頑張ることもせずに

自然に任せるのが良いかと思うのです。


今はまだ赦しはしないけれども

その気持ちや感情は気化しても良いし、気化しなくても良い感じで、

心のブラックボックスに収納して置く感じでしょうか。


多くの時間を加害者への怒りや悲しみに費やすのは

被害に加えて自分の大切な時間を

加害者に差し出しているような感じがして

あまりにも勿体ないように思うのです。

 

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高尾山

2019年10月04日 | ライフ

神奈川の友人から

神奈川県相模に私の名前と同じ駅名を発見したとのことで、

券売機の上の路線図の写真を送ってくれました。


二駅先の高尾駅の近くの高尾山は、

ミシュラン観光ガイドで3つ星評価を頂いていることで

訪れる外国人の観光客がかなり増加しているようです。


私は、東京時代に高尾山を20回以上訪れているのですが、

観光で訪れたことは1度もなく全て滝行だったんですよね。

催眠心理療法を行う施療者は強く清らかな心でなくてはならないと

月に一回、私の師匠に引き連れられての高尾山での滝行体験は、

毎年、滝行は本番の2月の寒さに身体を慣らすために

10月から始まります。


私達が滝行を行ったのは高尾山の蛇瀧で、

滝口に設置された樋に集められ一本の太い柱となった

滝水が猛烈に流れ落ちていて、

足場の平な岩にぶつかり砕け散る音が周辺に響き渡ります。

 

ドドドドドドドドドと流れ落ちる水柱の中に足を踏み入れると

それはもうゴリラに肩を叩かれているような強烈な水圧で、

しっかり両足を踏ん張らないと滝の外に身体が弾き出されてしまいます。


何度も滝行をすると慣れてきて10月、11月は楽勝で、

12月、1月と寒さが次第に増してきて

寒さのピークを迎える本番の2月は別格の過酷さで、

滝場の周辺が雪で真っ白な時や雪が舞い散る時もありました。


そんな寒い日の滝行を終えた夜に湯船に浸かると、

湯船のお湯の温度がダイレクトに伝わってこない。


ウエットスーツを着て湯船に浸かっている感じとでも言いましょうか、

数秒前に着ているものを全部脱いだことは覚えている。

肉眼で湯船の中の全裸の身体を確認する出来る。

しかし、

体感覚は何かを身に纏っていると伝えてくるんですよね。


これは身体が冷え切っていることで起きる感覚のようなのですが、

滝行を終えてから滝場でストーブにあたり、

帰宅途中に皆で暖かい食事と飲み物を飲み、

感覚的には寒さなんて何一つ感じずに地元に帰り解散。


何時間も経過したその日の夜に湯船に入ってそれですから

もしかすると雪山で遭難した場合にも

身体が冷え込んでも感覚的には、

寒さ冷たさを感じなくなるのかもと思ったりしています。


過酷で興味深い滝行を何度も体験したことで

自分の精神が清められたのかどうかについては自覚はありませんが、

一回きりの人生、とても面白い体験をさせてもらえたことに

私は、感謝しています。


今の私が「滝行久しぶりにどう?」って誘われたらどうするかって、

迷いなく断りますね。


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ペット

2019年10月03日 | 雑感・愚見

2019年の春 アメリカで27歳の女性が友人を集めて

独身最後のパーティを開いたのですが、

その際、27歳の女性に酒を飲まされた飼い犬がダウン。


幸運にも飼い犬は大事に至らなかったようなのですが、

翌日、「犬を危険な目に遭わせるような女性とは結婚はできない。」

と婚約者から婚約を破棄されたそうです。


昔の人と犬の関係は、番犬や猟犬のように

人間のために役に立つ動物として飼われていましたが、

時代を経るごとに使役動物から愛玩動物。


そして、

近年では、愛玩動物に留まらず、

家族の一員として愛する人も少なくないようで

外国では、自分の財産をペットに与えると遺言書を残した

飼い主の話もチラホラ聞こえてくるほどです。


お酒を飲んでいたら愛らしい飼い犬が尻尾をふりふり欲しがったので

少し飲ませてあげようと思ったとしても不思議ではありませんが、

飼い犬が愛らしい表情でいくら欲しがっても

ほんの少しと言えどもお酒は絶対に与えてはいけないのだそうです。


犬の身体はアルコールを分解することが出来ないので

僅かなアルコールでも摂取すると

急性アルコール中毒の状態になってしまうのだそうです。


婚約者の飼い犬にお酒を飲ませた女性は、

犬にとってお酒は猛毒と同じだと言うことを

知らなかったのだと思うのですが、

婚約者の男性は、大切な家族の一員に対しての

ガサツで軽率な行動をしたことを許せなかったようです。


しかし、しかし、しかし、

百年の恋の酔いも冷める程の一撃だったのでしょうけど、

犬にとってアルコールは猛毒だと知っていて飲ませたのであれば

そりゃもう絶対OUTでしょうけど、

また今回のことが2回目だったら

そりゃもう絶対にOUTでしょうけど、

 

人間って知らないことばかりで、

自分が当たり前に知っているからと言って

他人もそうだとは限りません。


そして、

人は過ちや失敗もするもので、

幸にも飼い犬の命には別状が無かったようなので

叱りつけることは仕方ないにしても

その後に許せなかったのかなあ。

受け止められなかったのかなあ。

まあ人それぞれなので致し方ないですね。


近年、ペットに対する想いが大きくなったことで

ペットの死を契機に精神的、身体的な障害が起きることがあり、

それらをペットロス症候群と呼ばれています。

 

誰しも大切な人の死に直面したり、

別れを経験すると心が凹む自然な心の動きなのですが、

それが日常生活に悪い影響を及ぼすまでの

身体的、精神的な障害にまでなると話が違ってきます。

 

日常生活に悪い影響を及ぼすまでの

身体的、精神的な障害を引き起こす契機になったのが、

ペットである場合にペットロス症候群と呼ばれるのであって、


言うまでもありませんが、

ペットを飼うと身体的、精神的な障害を引き起こすと

言っているものではありません。


その契機がペットであれ、人であれ、物であれ、

改善の取り組みのポイントは、基本同じポイントとなります。


私の小さい頃、私の家の小さな庭で犬が飼われていて

祖父母が言うには秋田犬のメス。

(記憶にある姿から秋田犬ではなかった気もします。)

この犬が全く私に懐きません。


懐くどころか私を見ると唸り声を出して威嚇してきたので、

私にとっては家の中に猛獣がいたわけです。


そんな毎日が何年か続いたある朝、

その犬が鎖に繋がれた首輪を残して

いなくなったのが私の飼い犬との別れの体験です。


それまで一度も脱走などしたことがなかったので

祖父母と父親は、しばらく近場を探しに出かけていましたが、

その姿はどこにも見当たらず、少し悲しんでいるようでしたが、

私にとっては猛獣がいなくなった安心感の方が強かったので、

悲しさなんて全くなかったんですよね。


その時に祖父母と父親が話していたのは、

「飼い犬(外飼い)は、自分の死んだ姿を飼い主には見せないので

自分の死期が迫っていることを感じて脱走したんだろうな。」

 

犬にそのような習性が有るのか無いのか今も知りませんが、

毎日、猛獣に威嚇され、脱走したことを心より喜んだ私が、

子供の頃より犬好きなのが不思議です。

 

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陸地のような海

2019年10月02日 | 雑感・愚見

今回は、ちょっと凄い自然現象の映像を御紹介させて頂くことに。

この映像は2019年8月9日、南太平洋の真ん中、

トンガの近くの海を航行中の船から撮影されたもののようです。

 

 

海を埋め尽くしている正体は軽石で、

マンハッタンに匹敵する範囲で軽石群が浮かんでいて

撮影者は6~8時間もの航行中の間、

水面を見ることが無かったそうです。


この原因は、トンガ近くの海の海底火山の噴火によるもので

この軽石群は、半年から1年後に

オーストラリア沿岸に漂着するらしいとのことです。

 

軽石は、踵の角質落としの材料とか、コンクリートの材料とか

園芸用土に使われているので沢山の資源が流れつくのは

オーストラリアとしても有難いことなのだと思いますが、

あまりにも大量のために全部を回収に多くの日数がかかれば

色々とデメリットが発生するだろうし大変ですね。


過去には、重さ1兆トン、面積5800平方キロメートルと、

三重県やインドネシアのバリ島ほどの氷山が

海上を漂っていると船舶に注意を呼び掛けていましたが、

世界の洋上ではスケールの大きな出来事が起きているようです。


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奇跡

2019年10月01日 | 雑感・愚見

2015年、豪州シドニーの海岸で

カヤックを楽しんでいた21歳の青年がバランスを崩して海中に転落。


溺れる寸前に散歩中の61歳の男性によって

救助されたのですが、青年を助けた男性は、

青年が幼い頃に生き別れた実の父だったことが判明しました。


「別れてもお前のことは影からずっと見守っている。」

で、ずっと四六時中陰から見守っていたはずもないので、


現場をたまたま通りかかった人がいたことで

青年の命が助かった奇跡に留まらず、

助けてくれた人が生き別れた実の父親だったなんて

奇跡に奇跡の上乗せの確変状態。


「奇跡は自分で起こすものだ。」

なんて話もありますが、

このような奇跡は、自分では起こしようがありません。


パナソニックの創業者「松下幸之助」氏が、

最終面接で必ず聞いたのが「君は運が良いですか?」


そして、

運が悪いと答えた人は、どんなに成績や学歴が良くても

不採用としていたと言う話を聞いたことがあります。


運が良いと答えた人物は、

人に感謝する気持ちを持っている人であり、

過度に落ち込まないし、過度に自惚れもしない。


運が悪いと答えた人物は、

自分の努力に対して見合うだけの報酬を

得られていないと考えている人物であり、

責任を自分以外の所為だと考えがちな人物。


そして

成功は多くの人の助けによって

もたらされるものであるはずなのに、

自分の頑張りでと成功、成果を独占しがちな人物と

判断していたようです。


このような大胆な人物の判断基準が、

絶対的に正しいかどうかは分かりませんが、

(人物が会社にどれだけ貢献するのか、しないのか。)


松下氏が自身の人生経験から導き出した判断基準は、

採用試験だけに限らず、友人、ビジネスの取引、

恋人選びにおいても少しだけ参考に出来るかも知れません。

 

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