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猫殺しについて2

2006-08-26 22:14:23 | 徒然
昨日のエントリ「人間の都合-子猫殺し」に、3人の方からコメントを頂いた。
「Star Prince JUGEM」の星の王子様。
星の王子様が名古屋でご覧になったテレビ番組は、偶然私も見ていました。
捨て猫・犬の割合では、圧倒的に猫が多い。
他にも、縁日(今ではないのかな?)などで売っている「ミドリガメ」。
売っているときは、2、3㎝なのだが、成長をすると想像以上に大きく、凶暴になる。
そして簡単に、近くの川や沼、公園の池などに捨てられる。
繁殖力も強い為、在来種のカメを駆逐してしまうほどだという。
簡単に捨てられるミドリガメが公園の池で繁殖をすれば、子供たちにとっては安全な遊び場ではなくなってしまう、という側面もある。
いくら動物園などで受け入れ、「捨てられたペットたち」という展示をして、啓蒙活動をしていても、なかなか理解されないという現状がある。
確か、そのような内容だったと思う。
反面、わが子以上の愛情を注ぎ、有名ブランドのペットグッズを飼い猫や飼い犬につけさせ、御殿のような居住スペースをペットに与えている人も少なくない。
「猫可愛がり」という言葉がピッタリくるような、動物本来の生命力を奪う(といっていいのか、分からないが)ような、飼い方をする人もいる。
そんな人たちへ向け、「ペットに金と時間を割くのなら、少しでも人間の子供に振り向けて欲しいものです」という言葉に繋がっているように感じる。
もちろん、後をたたない「幼児虐待」ということも、懸念していらっしゃるのではないだろうか?

それに対して「Lawとバット」のkenji47さんは「同列には論じられないと思います」と、提議されています。
子育てには、自分の子供の将来だけではなく社会の未来もかかっています。
親としての責任は、計り知れません。
その意味では、「同列で論じる問題」ではないでしょう。
ただ、昨今の風潮の一つに「子供の個性を伸ばす」という建前で、自分が出来なかったお稽古事を習わせる親が少なくない。
女の子の場合、それは服装にまで及ぶ。
「ラブ・アンド・ベリー」というキャラクターが、女の子の間で人気なのだが、その衣装が販売され、人気となっている。Tシャツにしても、ビックリするほど高価で、日頃ユニクロTシャツを愛用している私などは、「子供に着せるには、もったいない」と感じるほどだ。
この人気を支えているのは、対象となっている女の子だけではなく、購入している母親でもあるのだ。
「子供が欲しがる」という理由だけではなく、「うちの子は、可愛いでしょう」という着せ替え人形的可愛がり方傾向があるとも言われている。

「がん」さんのコメントは、このような問題があると提議される内容。
ペットという愛玩動物と、食肉となる家畜は同じだとは思わないが、「人間の都合で、殺す」という行為は同じだといえる。
イルカやクジラなどについての論議も、同じなのかも知れない。
私は、ベジタリアンではないので「牛・豚・鶏」は食べます。
でも、「生をいただきます」という気持ちはあります。
何故なら、人間は殺生という行為によって食べなくては、生きていけないから。
心がけるのは「食べ残しをしない」ということ。
自炊生活が長いので、食事量がわかるということもありますが・・・。