日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

危険覚悟でキレイになりたい-まつ毛エクステ-

2008-04-05 22:29:19 | ライフスタイル
産経新聞に、まつ毛エクステ「やめられない」 「目力アップ」眼病のツケもという記事が掲載されている。

拙ブログのこられる男性諸氏には「まつ毛エクステって、何???」と、思われる方のほうが多いだろう。
簡単に説明すると、「まつ毛の付け毛」だ。
「まつ毛の付け毛」といっても、「付けまつ毛」のことではない。
「付けまつ毛」は、「少ないまつ毛を付け足す」という方法で、「まつ毛エクステ」は「まつ毛を長く付け足す」というコトだ。
共通するのは、接着剤でまぶたに貼り付けるという点だ。

男性からすれば「どうして、まつ毛一つに・・・」と思われるだろう。
だが、メイクアップの鉄則は「ビューラー(まつ毛をカールさせる道具)で、クルリンまつ毛を作り、タップりマスカラで長まつ毛」だといわれている。
なぜなら、目の周囲に影を作らないので、目が大きく表情も明るく(可愛く)見えるからだ。
まつ毛のメイクというのは、それほど女性の印象を左右するといわれている。
事実、テレビで活躍するタレントさんや女優さんの目に注目すると、フサフサとしたクルリンまつ毛だということに、気がつくだろう。
その様な状態が、「目力がある」といわれるのだ。

実は数年前、友人がエステサロンを開いたことがあり、「体験まつ毛パーマ」をしたことがある。
残念ながら、私には合わなかったのだろう。
直後から、目の周囲に違和感があり1回で止めてしまった。
その友人に聞くと、私のような40代の女性よりも10~20代の女性に、人気があるようだ。
特にオシャレに興味を持ち始める高校生位が、一番多いと話していた。
「まつ毛パーマ」は、1回の施術が5000円以内(「お試し」なら2000円程度)という手軽さもまた、人気だったようだ。

「まつ毛パーマ」と「まつ毛エクステ」とでは、その施術も値段も違うのだが、個人的には合わないメイク方法は止めるべきだと考えている。
だが、オシャレ最優先という感覚であれば、「危険覚悟でキレイになりたい」ということになるのだろう。

昨年は「お直しプチ整形」が、話題になった。
「プチ」といっても、「整形美容手術」であることには変わりない。
そもそも、もって生まれた顔を直すという感覚にも、「・・・」だった。
「リスクを犯してまで、キレイになりたい」という、乙女ごころも分からないわけではないのだが、外見だけではなく立ち居振舞いやチョットした仕草などにも注意を払って欲しい・・・と、オバサン年齢の私などは感じるのである。