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 Freedom Song-チベット人権行進で歌われた楽曲は?-

2008-04-13 22:44:35 | 徒然
日経新聞他に、在日チベット人ら300人行進・東京の渋谷、平和解決訴え という記事が、掲載されている。
この行進(あえて、デモとは呼ばない)に集まった人たちは、シュプレヒコールをあげる事も無く、「Freedom Song」を歌い訴え続けたという内容の記事になっている。

そこで気になったのは、どんなFreedom Songを歌ったのだろう?という事。
6〇年代~7〇年代には、このようなFreedom Songがイロイロなトコロで歌われてきた。
それは武力行使という方法ではなく、非暴力の抵抗運動の象徴として歌われてきた楽曲だったとも言える。
ジョーン・バエズの「We Shall Overcome」を真っ先に思い浮かべるのは、英詩が分かり易く歌いやすいということもあるのだが、実は私にとってのFreedom Songというと、この楽曲くらいしか思い浮かばないという事もある(恥ずかしながら・・・トホホ)。

今回のこの行進には、チベット人権団体が中心となっているのだが、北京オリンピックに関しては、世界的な人権団体・アムネスティも関わっていたようだ。
むしろアムネスティの活動のほうが、直接的で行動的な印象すらある。
確かに、彼らは人権運動の半ばプロではあるのだが・・・。
(HPを見て見ると、なかなか可愛らしいグッズやエコバッグなどを販売しているようだ。興味のある方は一度ご覧ください)。

アルゼンチンでの抗議活動は、隔離方法によって聖火リレーは一応の成功となったようだが、タンザニアではノーベル平和賞受賞者・マータイさんが拒否をしている。
まだまだ目が離せない聖火リレーだが、日本各地でFreedom Songが響き、静かな抗議行動となれば、それはまた「長野メッセージ」として世界に伝わり、北京オリンピックの会場の至る所で選手たちをも巻き込んでの抗議となれば、素晴らしいのではないだろうか?

福田さんのピントズレ会見などを見ている限り、期待は出来ない。
昨日の総理主催の「桜を見る会」では、人気女性タレントに囲まれ「物価高らしい(「オイオイ、現実なんだよ!」とツッコミを入れた人は、多いのでは?)が、我慢と工夫で乗り切って(「我慢も工夫も限界点なんです!!」と、再度ツッコミをした人も、多いだろう)」などと、のほほんとした、現実離れした感覚の持ち主なのだから。