上野動物園のパンダ・リンリンが死んで、1週間ほど経つ。
そして、今回の胡錦濤さんの来日で、つがいのパンダ2頭の貸与が決まった。
今回の胡錦濤さんの来日で、目立った成果があったとすれば、この貸与だけのような気がする。
一部では「胡錦濤さん(=中国)お願い(チベットや毒入り餃子をはじめとする、中国の食品問題など黙認のお願い)の旅」と揶揄する人もいたようだが、胡錦濤さんは、お願いも何もしないまま、日本の「パンダを貸与してください」と言うお願いで終わってしまいそうな感じだ。
私の世代などは、「パンダ=上野動物園」というイメージしかないのだが、日本には他の動物園にもパンダはいる(正しくは、貸与されている)。
その中でも注目すべきは、白浜・アドベンチャーワールドにいるパンダファミリーだろう。
お母さんの梅梅(メイメイ)は子育て上手なお母さんらしく、なんと!!2回も双子を出産している。
そのうち2頭は、本国・中国へと帰っているのだ。
言い換えるなら「日本生まれのパンダが、中国へ帰る」ということになる。
関西方面では話題になったのだろうが、全国的にはどうなのだろう?と、思ってしまった。
確かに、日本で初めてパンダがやってきたのは上野動物園だった。
その時の騒動は、今でもよく覚えている。
まさにVIP待遇で、ガラスケースの飼育場で生活をしていた様子ばかりが、思い出されるのだ。
それに対して、アドベンチャーワールドのパンダたちは、ノンビリ・ノビノビだ。
ガラスの小さな飼育場では無く、広い芝生の上でまったりしている。
本来の繁殖目的とするなら、このような環境を提供するべきなのではないだろうか?
と言うのも、名古屋の東山道植物園にいるコアラは、日本初の飼育と言うことで冷暖房完備(もちろん、観察用24時間稼動カメラ付き)の立派な飼育場で、飼育されている。
ところが、次々とコアラが死んでしまうのだ。
繁殖に成功しても、短命と言う繰り返し。
しかし、他の動物園でノビノビと飼育されているコアラは、そんな事も無く元気らしいのだ。
元々持っている野生の力を押し殺して、飼育する環境と言うのは動物たちにとってマイナスな面が多いのではないだろうか?
そんな中、中国からの貸与額が1億円/年と言うことが報道され、賛否を呼んでいるらしい。
そこで考えてしまったのは、リンリンが上野動物園ではなく、どこか地方都市の動物園で飼育されていたら?と言うコトだ。
おそらく、これほどまでに騒がれ、即貸与と言うコトも無かったような気がするのだ。
白浜・アドベンチャーワールドのパンダたちを見ていると、本当にパンダが生活しやすい場所で飼育されるべきなのではないだろうか?と言う気がしている。
もう「人寄せパンダ」という言葉を、死語にしても良いのではないだろうか?
そして、今回の胡錦濤さんの来日で、つがいのパンダ2頭の貸与が決まった。
今回の胡錦濤さんの来日で、目立った成果があったとすれば、この貸与だけのような気がする。
一部では「胡錦濤さん(=中国)お願い(チベットや毒入り餃子をはじめとする、中国の食品問題など黙認のお願い)の旅」と揶揄する人もいたようだが、胡錦濤さんは、お願いも何もしないまま、日本の「パンダを貸与してください」と言うお願いで終わってしまいそうな感じだ。
私の世代などは、「パンダ=上野動物園」というイメージしかないのだが、日本には他の動物園にもパンダはいる(正しくは、貸与されている)。
その中でも注目すべきは、白浜・アドベンチャーワールドにいるパンダファミリーだろう。
お母さんの梅梅(メイメイ)は子育て上手なお母さんらしく、なんと!!2回も双子を出産している。
そのうち2頭は、本国・中国へと帰っているのだ。
言い換えるなら「日本生まれのパンダが、中国へ帰る」ということになる。
関西方面では話題になったのだろうが、全国的にはどうなのだろう?と、思ってしまった。
確かに、日本で初めてパンダがやってきたのは上野動物園だった。
その時の騒動は、今でもよく覚えている。
まさにVIP待遇で、ガラスケースの飼育場で生活をしていた様子ばかりが、思い出されるのだ。
それに対して、アドベンチャーワールドのパンダたちは、ノンビリ・ノビノビだ。
ガラスの小さな飼育場では無く、広い芝生の上でまったりしている。
本来の繁殖目的とするなら、このような環境を提供するべきなのではないだろうか?
と言うのも、名古屋の東山道植物園にいるコアラは、日本初の飼育と言うことで冷暖房完備(もちろん、観察用24時間稼動カメラ付き)の立派な飼育場で、飼育されている。
ところが、次々とコアラが死んでしまうのだ。
繁殖に成功しても、短命と言う繰り返し。
しかし、他の動物園でノビノビと飼育されているコアラは、そんな事も無く元気らしいのだ。
元々持っている野生の力を押し殺して、飼育する環境と言うのは動物たちにとってマイナスな面が多いのではないだろうか?
そんな中、中国からの貸与額が1億円/年と言うことが報道され、賛否を呼んでいるらしい。
そこで考えてしまったのは、リンリンが上野動物園ではなく、どこか地方都市の動物園で飼育されていたら?と言うコトだ。
おそらく、これほどまでに騒がれ、即貸与と言うコトも無かったような気がするのだ。
白浜・アドベンチャーワールドのパンダたちを見ていると、本当にパンダが生活しやすい場所で飼育されるべきなのではないだろうか?と言う気がしている。
もう「人寄せパンダ」という言葉を、死語にしても良いのではないだろうか?