先日、出席させていただいた大西宏さんのセミナーで、とても興味深い数字があった。
それは、「米国と日本の同業種における営業利益率」だった。
取り上げられていた企業は、いずれも「有名一流企業」と呼ばれる企業ばかり。
それぞれが、とても個性的で魅力的な企業文化をもった企業でもあった。
その数字比較を見て、驚いたのは米国の企業の多くは営業利益率が10%を超えるところがほとんどなに、日本の場合は10%満たない企業ばかり。
もちろん日本の企業が、このような低い営業利益率の企業ばかりではない。
企業規模が小さくても、営業利益率が高い地方企業は沢山ある。
だが、日本を代表する企業の営業利益率が10%に満たないと言うのは、何故なのだろう?
そしてその事実が、「今の日本の現状」を現しているような気がするのだ。
では、何故このような状況になってしまっているのだろう?
一つは「営業費用がかかりすぎる」というコトがあると考えられる。
単なる営業に掛る費用と言うのではなく、効果的な営業がされていない、と言うコトもあるだろう。
企業は最終的な純利益をシッカリ確保できれば(=黒字化)問題ないといえば言える。
企業にとって大切なコトは、利益を上げ、経営の継続だからだ。
その意味で「営業利益率」を、一つの経営指標とする必要は無い。
だが、そこで考えてしまうのは「日本の企業は誰によって利益を得ているのか?」というコトをどれだけ理解しているのか?と言うコトなのだ。
もちろん、「お客様」と答えると思う。
しかし本当に「お客様を見ているのだろうか?」というコトなのだ。
BtoBのビジネスだと思っていても、BtoBの先にあるCである生活者の姿が見えなくては、意味がない。
もちろん意識していないわけでは無いと思う。
ただ、そこに対して効果的な働きかけが出来ているのか?と言うコトに疑問を感じるのだ。
もう一つは、日本の企業文化に「営業利益率」よりも他の指標となるモノを重視しているのでは?と言うコトだ。
「営業利益率」を指標にする必要は無いと思うが、企業経営の一つとして重視するコトが必要なのでは無いだろうか?
と言うのも「効果が上がらない営業」にお金を使うよりも、もっと他のコトに投資するコトで企業体力をつけ、「その企業でなくては!」という特化性の高いモノで市場競争力をつける必要があるのでは?
そんなコトを考えてしまったのだった。
それは、「米国と日本の同業種における営業利益率」だった。
取り上げられていた企業は、いずれも「有名一流企業」と呼ばれる企業ばかり。
それぞれが、とても個性的で魅力的な企業文化をもった企業でもあった。
その数字比較を見て、驚いたのは米国の企業の多くは営業利益率が10%を超えるところがほとんどなに、日本の場合は10%満たない企業ばかり。
もちろん日本の企業が、このような低い営業利益率の企業ばかりではない。
企業規模が小さくても、営業利益率が高い地方企業は沢山ある。
だが、日本を代表する企業の営業利益率が10%に満たないと言うのは、何故なのだろう?
そしてその事実が、「今の日本の現状」を現しているような気がするのだ。
では、何故このような状況になってしまっているのだろう?
一つは「営業費用がかかりすぎる」というコトがあると考えられる。
単なる営業に掛る費用と言うのではなく、効果的な営業がされていない、と言うコトもあるだろう。
企業は最終的な純利益をシッカリ確保できれば(=黒字化)問題ないといえば言える。
企業にとって大切なコトは、利益を上げ、経営の継続だからだ。
その意味で「営業利益率」を、一つの経営指標とする必要は無い。
だが、そこで考えてしまうのは「日本の企業は誰によって利益を得ているのか?」というコトをどれだけ理解しているのか?と言うコトなのだ。
もちろん、「お客様」と答えると思う。
しかし本当に「お客様を見ているのだろうか?」というコトなのだ。
BtoBのビジネスだと思っていても、BtoBの先にあるCである生活者の姿が見えなくては、意味がない。
もちろん意識していないわけでは無いと思う。
ただ、そこに対して効果的な働きかけが出来ているのか?と言うコトに疑問を感じるのだ。
もう一つは、日本の企業文化に「営業利益率」よりも他の指標となるモノを重視しているのでは?と言うコトだ。
「営業利益率」を指標にする必要は無いと思うが、企業経営の一つとして重視するコトが必要なのでは無いだろうか?
と言うのも「効果が上がらない営業」にお金を使うよりも、もっと他のコトに投資するコトで企業体力をつけ、「その企業でなくては!」という特化性の高いモノで市場競争力をつける必要があるのでは?
そんなコトを考えてしまったのだった。