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願望を持つことは悪いことではないが・・・‐自民党総裁選に立候補者‐

2024-06-30 22:34:27 | アラカルト

今日、日経新聞が岸田内閣の支持率を発表している。
日経新聞:岸田文雄内閣支持率25%に低下 国会論戦「評価せず」66% 

先ごろ閉会した、日経新聞が岸田内閣の支持率を発表している。

日経新聞:岸田文雄内閣支持率25%に低下 国会論戦「評価せず」66% 

23日に閉幕した通常国会だが、この時の論戦に対して「評価せず」が66%あった、ということは実際はもっと高い数字だったのでは?という気がしている。
何故なら、通常国会そのものに興味・関心が無い、あるいは政治そのものに興味・関心を持っていない、という人達がいると考えると、潜在的な内閣不支持率や国会論戦について評価しない率は、増えるのでは?と、予想できるからだ。

それでも、岸田文雄首相は「上出来」と、思っていらっしゃるかもしれない。
何故なら、自民党が提出した法案等が通過していからだ。
「衆参議会で法案が通過・成立」したことと、「十分な議論がされた」ということは、全く別の話だ。
今の状況は、政権与党が圧倒的に議員数が多い為「強行採決」という、荒業で法案を通過・成立させることが可能だからだ。
今国会でも、「政治資金改正案」は確かに通過。成立となったが、ご存じの通り強行採決のようなカタチであり、その内容は「ザル」だ。
このことにより、有権者の多くは「自分には甘々な政治家ばかり」と、政治そのものに不信を通り越して絶望してしまった方々も多いかもしれない。

そして、通常国会閉幕により、自民党議員の皆さんの興味は「総裁選」へと移っているようだ。
この総裁選へ立候補するのでは?と、噂があるのが石破茂さん、高市早苗さん等の名前が挙がっているのだが、今日、新たに自ら手を挙げた議員がいる。
それが茂木幹事長だ。
日経新聞:自民党・茂木幹事長「首相になってやりたい仕事ある」 

茂木さんが「どのような仕事」をしたいのか、わからないのだが、確か「パーティー券裏金問題」で、名前が挙がっていたような気がするのだ。
確かに、茂木さんの派閥から事情聴取を受けるような秘書や担当者はいなかったようだが、これには裏があるような気がしている。
日経新聞:新藤氏「茂木派は問題なし」 自民党派閥パーティー券問題 

パーティー券の問題が発覚し、安倍派や二階派等に所属している議員たちの名前が挙がり、責任追及をされている最中、茂木さん自身も名前が挙がっていたのにもかかわらず、早々に「問題なし」と追及を逃れた感がある。
そのような人が「首相になってやりたい仕事がある」と言われても、多くの有権者は「どうせ、自分の懐を潤すようなコトでしょ」程度にしか、思わないのでは?

「願望を持つ」ことは悪いことではないし、「願望」があるからこそ新たな行動の原動力に繋がっていく。
しかし、このような後ろ暗い印象しかない政治家に、政治を託したいという有権者はどれほどいるのだろう?
身を切るような大胆な政治改革をする意思を示さない限りは、支持されないと思うのだ。



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