最近、時々目にする「イクジイ」というコトバ。
ご存じだろうか?
「イクメン=育児参加に積極的な男性」のことでは無い。
「育児サポートに積極的なおじいさん」のコトを、最近は「イクジイ」と呼ぶらしい。
このコトバを聞いたときは「へ~」という程度だったのだが、考えてみると実家の父などは「イクジイ」の典型だったかも知れない、と言うコトに気がついた。
と言うのも、実家の町内会の老人会では、近くの幼稚園や保育所などの子どもたちのために、「竹とんぼ」などを作って、一緒に飛ばす様な機会があるらしく、老人会・男子部メンバーは木工の趣味のある方のお宅へ集合し、アレコレ相談しながら「竹とんぼづくり」に精を出し、持って行っているようだ。
ほかにも「緑のおばさん」ならぬ「緑のジジ・ババ」が、朝、通学路に立ち子どもたちを送るなどしている、と言う話を自慢げにしていたのを思い出したからだ。
数年前、「団塊世代の退職」と言うコトが話題になった。
この時の話題の中心は、「団塊世代の退職による、就業人口の減少」だった。
単純な「就業人口の減少」というだけではなく、「職人的技術の継承」という点でも大きな問題と言われていた。
その「団塊世代」の人たちも、そろそろ「年金生活者」になり始めたはずだ。
言い換えれば、団塊世代の人たちが四六時中在宅するようになる、と言うコト。
趣味などがあり幅広い交友関係のある方などは、大きな生活変化は無いかも知れないが、現役時代、仕事一筋だったような方にとっては、ご本人にとってもまた奥様にとっても「苦痛な毎日」となる可能性が高い。
確かに「シルバー人材センター」の様なトコロに登録をしたりされる方も多いとは思うのだが、もっと身近に「ジジ・ババ」力を活用する方法が、この「子どもたちとのふれあい」というコトのような気がする。
例えば、地域内のコミュニティーセンターの様なトコロで、「高齢者を対象とした木工教室+子どもたちの遊びを組み合わせる」とか、育児中のママ・パパサポートプログラムに、「ジジ・ババ」力を活用する、と言ったコトだ。
もちろん、運営する為には様々なルールが必要となるが、この「『ジジ・ババ』力活用プログラム」は、働くお母さんたちの協力なサポート隊となる可能性もある。
もっと積極的に考えると、第二子以降の出産をためらう女性たちにとって大きな支援体制として「ジジ・ババ」力を活用する、と言うコトになるかも知れない。
そこで世代を超えたコミュニティーができるコトで、高齢者の孤独感の軽減がもっと違う、例えば医療費の軽減などの違う効果を生み出すコトになるかも知れない。
特別な立派な施設を造るよりも、費用をかけずに効果が高い「少子化対策+高齢者対策」となるのでは?
ご存じだろうか?
「イクメン=育児参加に積極的な男性」のことでは無い。
「育児サポートに積極的なおじいさん」のコトを、最近は「イクジイ」と呼ぶらしい。
このコトバを聞いたときは「へ~」という程度だったのだが、考えてみると実家の父などは「イクジイ」の典型だったかも知れない、と言うコトに気がついた。
と言うのも、実家の町内会の老人会では、近くの幼稚園や保育所などの子どもたちのために、「竹とんぼ」などを作って、一緒に飛ばす様な機会があるらしく、老人会・男子部メンバーは木工の趣味のある方のお宅へ集合し、アレコレ相談しながら「竹とんぼづくり」に精を出し、持って行っているようだ。
ほかにも「緑のおばさん」ならぬ「緑のジジ・ババ」が、朝、通学路に立ち子どもたちを送るなどしている、と言う話を自慢げにしていたのを思い出したからだ。
数年前、「団塊世代の退職」と言うコトが話題になった。
この時の話題の中心は、「団塊世代の退職による、就業人口の減少」だった。
単純な「就業人口の減少」というだけではなく、「職人的技術の継承」という点でも大きな問題と言われていた。
その「団塊世代」の人たちも、そろそろ「年金生活者」になり始めたはずだ。
言い換えれば、団塊世代の人たちが四六時中在宅するようになる、と言うコト。
趣味などがあり幅広い交友関係のある方などは、大きな生活変化は無いかも知れないが、現役時代、仕事一筋だったような方にとっては、ご本人にとってもまた奥様にとっても「苦痛な毎日」となる可能性が高い。
確かに「シルバー人材センター」の様なトコロに登録をしたりされる方も多いとは思うのだが、もっと身近に「ジジ・ババ」力を活用する方法が、この「子どもたちとのふれあい」というコトのような気がする。
例えば、地域内のコミュニティーセンターの様なトコロで、「高齢者を対象とした木工教室+子どもたちの遊びを組み合わせる」とか、育児中のママ・パパサポートプログラムに、「ジジ・ババ」力を活用する、と言ったコトだ。
もちろん、運営する為には様々なルールが必要となるが、この「『ジジ・ババ』力活用プログラム」は、働くお母さんたちの協力なサポート隊となる可能性もある。
もっと積極的に考えると、第二子以降の出産をためらう女性たちにとって大きな支援体制として「ジジ・ババ」力を活用する、と言うコトになるかも知れない。
そこで世代を超えたコミュニティーができるコトで、高齢者の孤独感の軽減がもっと違う、例えば医療費の軽減などの違う効果を生み出すコトになるかも知れない。
特別な立派な施設を造るよりも、費用をかけずに効果が高い「少子化対策+高齢者対策」となるのでは?