一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

夢の2010年カレンダー・女流棋士会編

2009-12-04 00:47:52 | 女流棋士
私は女性アイドルの写真集やDVDはほとんど買わないが、晩秋から発売されるポスター大カレンダーは買う。毎年数本買うが、今年は10本も買ってしまった。昔の流行語でいえば、こういうのを「ほとんどビョーキ」という。
日本将棋連盟も毎年ポスターカレンダーを発売、LPSAも日めくり詰将棋カレンダーを発売し、定着している。女流棋士会はというと、昨年は発売されたが、今年はないようだ。女流棋士会は2007年に「紅葉前線」、その翌年は「桜前線」と斬新な企画を立てたが、翌年はなかった。カレンダーにしても地方への普及にしても、継続していく情熱はないようである。
もっとも女流棋士会カレンダーの休止は、やはり昨年の売り上げが悪かったからだろう。しかし女流棋士会所属の女流棋士は、カレンダーのモデルに耐えうる人材が豊富だ。それを埋もらせるのはもったいない。
日本将棋連盟のカレンダーでも一部の女流棋士が載っているが、今回は同じ体裁で女流棋士会版カレンダーが発売される(された)として、そのメンバーを考えてみた。「1月につき1名」で、女流棋士12名をピックアップ。用いるカットは対局時のものでもいいし、撮り下ろしでもいい。なおカッコ内は、その女流棋士の誕生日である。

1月…清水市代女流名人・女流王位・女流王将(1月9日)
2月…矢内理絵子女王(1月10日)
3月…里見香奈 倉敷藤花(3月2日)
4月…岩根 忍女流二段(3月16日)
5月…熊倉紫野女流初段(4月23日)
6月…中村真梨花女流二段(5月20日)
7月…本田小百合女流二段(10月3日)
8月…山口恵梨子女流1級(10月12日)
9月…鈴木環那女流初段(11月5日)
10月…上田初美女流二段(11月16日)
11月…中村桃子女流1級(11月30日)
12月…斎田晴子女流四段(12月4日)

いかがだろうか。ご覧いただければ分かるが、単純に、誕生日順に並べてみた。しかしこれがけっこう、絶妙な並び具合なのである。もちろん「私が勝手に選ぶファンランキング・トップ10」の女流棋士会4名はしっかり入れてある。では、順番に説明していこう。

まず、1月の清水女流三冠は9日が誕生日だし、名実ともに女流棋士の顔であるから、トップ掲載は当然。
矢内女王も、先日の女流名人位戦で降級したものの、「女王」のタイトルは金看板である。清水女流三冠に準ずる存在であり、次の2月に掲載したい。
もうひとりのタイトル保持者である里見倉敷藤花は、次の3月に持ってくる。里見倉敷藤花は、なんとなく「卒業」というイメージがあるので、ちょうどよい。
4月は岩根女流二段。今年の4月に第2子を出産されたので、思い出深い月だろう。12名の中で唯一の既婚者である岩根女流二段が、桜の花びらの舞う中、お子さんといっしょに入園式で写真に写る姿が、目に浮かぶ。
5月の熊倉女流初段、6月の中村女流二段は、誕生日順に入れているからとくに意味はない。しかし熊倉女流初段は、以前私が「Ladies Holly Cup」の公開対局を拝見したときに赤いシャツを着ていて、それからなんとなく赤いチューリップのイメージを抱いている。中村女流二段は名前に「花」が入っている。「花の季節」があるのかどうか知らないが、あるのだとしたら5~6月辺りではなかろうか。おふたりもこの月でよい。
7月の本田女流二段は、なんとなく「夏」「海」のイメージがある。よってここも7月で違和感はない。健康的なカットでどうぞ。ところで本田女流二段は、茨城ゴールデンゴールズの片岡安祐美に似ていると思う。
8月は山口女流1級。彼女は10月生まれなので、本当はそこへ持っていきたいが、例外は許されない。8月なので、浴衣姿の撮り下ろしでいこう。
9月、10月は鈴木女流初段と上田女流二段。数年前に東京・将棋会館で行われた将棋ペンクラブ関東交流会で、おふたりが仲良く遊びに来たことがある。いまも仲がいいかどうか知らないが、誕生日も近いし、ふたり続けて登場していただく。
11月は中村女流1級。これもどうでもいいことだが、拙宅の猫の額のような庭には、桃の木が植えてある。桃の花は桜と同じ時期に咲き、8月に実を熟す。だから8月が適当なのだろうが、ここは誕生月での掲載で我慢していただく。ちなみに桃は「女性の尻の象徴」で、この木が植えてあると、その家庭が幸せになるとか。本当だろうか。
12月は元女流名人の斎田女流四段。以前「週刊将棋」の観戦記でバトルロイヤル風間さんが、斎田女流四段を「雪の女王」と書いていた。斎田女流四段は雪の降る12月生まれでもあり、カレンダーのトリとして申し分ない。ちなみに斎田女流四段はきょうが誕生日。おめでとうございます。
以上12名を列記した。このカレンダーなら、ポスター大の大きさで、税込3,000円なら2本は買う。実用と、保存用である。
選にもれた女流棋士の皆さまには申し訳ない。まあ、女流棋士マニアのあぶない空想である。嗤って赦していただきたい。

…と、ここまで書いて、読者の皆さまの中には、一公は10本ものカレンダー、誰のを買ったんだ? と思った方もおられよう。明日はそのタレント名を書く。だから将棋の話は一切出ません。LPSA女流棋士の中には拙ブログの読者がおられるが、かようなわけで、明日の記事は面白くありません。読まないほうが賢明です。読まないでくれ。
コメント (5)
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