世界遺産 大森銀山

　川が細くなってきた。この紫陽花は人の手が入っていないように見える。この大きな塊にはびっくりさせられた。

　龍源寺間歩はもうすぐそこだ。この建物は役人が出張ってきて鉱山の管理をしていたとのことである。
　おっ、母娘の自転車がやってきた。というのも私がこの二人を追い抜いたからである。母は電動サポートの付いた自転車、娘は普通の自転車なのだが、既に二人ともにばてている。私が二人に追い着き追い越したとき声が掛かった。「速いですねー」「あー、足が長いからな」「無理するなよ」

日食

　地球よりも大きなプロミネンスを目の当たりにすることができるのもテレビの御蔭である。教育番組ではそのもの自体を見せて、まだまだ解明出来ていないので研究が盛んであることを説明するが、今回はそういうことではない。皆既日食の観測ならではであって、このようなものまで見えているのだということを教えてくれる。そういえば水星もこの様なときにはっきりと見ることが出来るわけで、やはり貴重な体験であろう。

　この光景は筆舌に尽くしがたい。妻と二人で黙って見入ってしまった。そして感動のため息だ。

コスモスを描く

　この時季は花の色が少ないように思える。春先から初夏にかけて色とりどりの花が咲き、長い梅雨に流されてしまうようだ。炎天下をじっと耐え、晩夏から初秋にかけてまた色とりどりの花を咲かせる。
　今は見ることが出来ないコスモスを描いているが、やっと頼まれたことの約束を果たすことが出来るものができてきている。