街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

石人山 岩戸山古墳に行く

2009-08-23 09:31:54 | 福岡 古墳

 岩戸山古墳の東方を見ていただくと判るように古墳群が横に並んでいる。本来八女の古墳は東から西へと延びていっているのである。このことは奥山から平地へと降りてきた。換言すればそれだけ力をつけて来て平野部を治める力がついてきたということである。最西端に到達したときは大和朝廷と結びついていたということでもあろう。ところが筑紫の磐井が現れるのである。
(全国古墳編年集成:1997 より)
 石人山の上のラインは400年、鶴見山の下のラインは600年である。

古事記継体天皇記
 この御世に筑紫の君石井(いはい)、天皇の命に従わずして・・・石井を殺したまひき。  このことを念頭にして考えてみるとこの後の話が面白くなるかもしれない。
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石人山 岩戸山古墳に行く

2009-08-23 07:32:06 | 福岡 古墳

 駐車場から歩いてゆくと目の前が広がり草原(「くさっぱら」と読んでください)になる。風がさやさやと草を揺らし吹き渡ってゆく。
 と、目の前にそれは横たわる。樹木が生い茂っていてちょっとした森である。森の頭をなぞってゆくと確かに前方後円墳だと判る。
 写真では括れの部分と周溝がはっきりと見て取れる。向うが前方で手前が後円にあたる。

 この説明書きにもあるように墳丘だけで135メートル、全体で170メートルもあるのだからカメラなどに収まる訳がない。九州最大級とあるが、北部九州では最大である。それだけの古墳をどうして今まで訪れなかったのか。岩戸山古墳を目の当たりにして反省しきりである。それにしてもただただ感動。
 ついでに言うと九州一は西都原古墳群中にある女狭穂塚古墳である。
 
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