街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

母との散歩

2009-08-31 08:29:54 | 街道関連

 こんなに細い川でも昔はだいぶ違ったのだろうな。川中の石に板か木を渡して橋にしていたというのだから不自由さは極まりなかったろう。今なら沈下橋というものはあるが当時では沈下するどころかあっと言う間に流されていたのであろう。
 当然のように死人も出たであろう。それが頑強な石橋になったのである。村人は大層喜んだに違いない。自然人との交流も盛んになっていったことだろう。
 橋ではないが青の洞門が典型的であろう。現在でもバイパス、トンネルの建設と言った類はこれに似ているかもしれん。ただ昔は純粋に人を思っての建設である。今は利権が絡むようだが。
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石人山 岩戸山古墳に行く

2009-08-31 08:07:35 | 福岡 古墳

 岩戸山古墳の実測図である。別区が広いのがよく判る。別区左上の直線に石人石馬が並ぶのである。この図でよく判るように神社が古墳の一部を削っている。
 前にも書いたが昔の人は神社などを古墳頂に建てたりしているのでこのようなことは如何ともし難い。平地や小高い丘陵に存在する古墳は現実手付かずで在ろうはずも無かろう。

 岩戸山からの出土ではなく牛焼谷古墳出土の耳環である。岩戸山は磐井が生前に造らせた古墳で石室などは無いので盗掘等の痕跡は無いということである。
 朝廷軍に斬殺されたあと、それは判らぬがここには埋葬されていないのである。
豊前に落ち延びたという話もあるが後に付けられた話であろう。
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