かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

THさんの話

2010年11月02日 | Culture・Arts
symbol1今日は、ロッキード事件の特捜で有名なTHさんの話を聞く機会があった。特捜の権威は、今や地に堕ちたが、ロッキードの頃は、まさに正義の味方だった。
3年前にやはりTHさんの講演をお聴きしたことがあったが(本ブログにもコメントしている)、今回の内容は、よりボランティア活動に寄ったお話だった。

THさんは、今、山手線の駅で、辻説法を続けておられるそうで、その活動もボランティアが支えている。
19年前に、ボランティアの人数を、20年後に1000万人にしようという目標を立て、活動されたが、やはり、サラリーマンの壁は厚かったとのこと。THさんだって、現役時代は、仕事で精一杯だったろうし、それは、普通のサラリーマンでも一緒だ。
だた、ワークライフバランス提唱には、かなりの賛同が得られたという。各々の立場で、その意図するところは違っていたかもしれないが。

人間には、認められたい、役に立ちたいという願望が、どこかに必ずあり、ボランティア活動は、その願望を満たすものという。うーん、なるほど。

ボランティアには、傾聴ボランティアや、添い寝ボランティアなど、想像を超える様々なボランティアがあるそうだ。それこそ、本人の考え方次第。

辻説法の目的は、両面名刺を広めること。HTさんの名刺も肩書だらけ。でも、商売に関連しているのは、弁護士という肩書だけで、残りは、皆ボランティア。"高齢社会NGO連携協議会代表”、”認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議議長”、"東京の地域ケアを推進する会議 委員長”等など。

もちろん資金集めも必要だが、それには、THさんの名刺も力を発揮していることだろう。社会を良くしていく草の根活動が、本人の生きがい、健康増進にもつながるという、一石ニ鳥の話をお聴きした。その活動が始められるのは、いつ?

コメント
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