
今日は、秋晴れの素晴らしい天気だった。とういことで?上野の「東大寺大仏」展に行ってきた。

流石に、大仏様は、持って来れないが、大仏殿の前の灯籠や(そう言えば、先週奈良の正倉院展に行った時、灯籠がなかったとぶつぶつ言っている人がいた)、法華堂の不空羂索観音の光背など、大きなものも展示されている。
普段、奈良の国立博物館で展示されているものもあるが、間近で、ガラスなしで、360度から拝めるのがうれしい。
奈良の大仏様は、蓮華と膝の一部が創建当初のものとされるが、その実物大の写真や、映像を間近で見れて(現物は、暗くて、描かれたものも、はっきりは見えない)、その精緻で、美しい仏の世界にうっとりしてしまう。その素晴らしさを再認識した。1260年ほど前に彫られたものだ。
昨日から、一部展示替えがあって、正倉院の御物が展示されているが、これがまたすばらしい。
大仏開眼会の時に、実際に、眼を入れた筆や、聖武天皇達が握れるように筆からつながれていた美しい紐や、何気なくに描かれたように見える仏の墨画や、異国情緒あふれるろうけつ染の屏風などなど。正倉院展よりも、ゆったり見れる。どうせ行くなら、11/21までの期間がお勧め。

昼は、法隆寺宝物館内にあるレストランでいただいたのだが(ここはよく行くが、手軽でよい)、せんとくんビールを見つけた。物珍しさに惹かれて注文したのだが、味は???
黒ビールっぽい味にブルーベリーが混ざり、不思議な味になっている。
私は、普通のビールかワインの方がお勧め。でもちゃんと奈良県宇陀郡で作られたものだそうだ。

帰りに、上野の博物館からスカイツリーが見えることに気がついた。できたら相当の大きさになる。近い内に、スカイツリー百景などという写真集が出そうだ。