啓蟄(けいちつ)・・むずかし~い漢字だけど 好きなことば
24節気のひとつだ。
だんだん暖かくなり、虫たちが土中から出てくる時期
今日は、ほんとに暖かかった
虫たちだけでなく 人間も活動が活発になるのかな
だんだんお客様の動きが出てきて、店のほうも少し活気が出てきた。
先日、インド人留学生チャイトウさんを我が家に招き
示唆含んだ言葉をたくさん聴いた。
そのなかで、特に印象に残ったことがある。
それは・・・
うちの家業の「お墓」について、チャイトウさんと話したこと。
チャイトウさんは仏教を信仰されている。
私が「では、インドではお墓はどんなのなん?」と問うと
「インドは、経済が発達していないし、お墓みたいな立派なものを
一般庶民は建てません。遺骨は河に流します」
日本での49日・100か日・1周忌・3回忌・御詠歌・・など
亡くなった故人にいつまでも想いを馳せることはしないそうだ。
しない・・というより、そのような概念・文化がない。
インドは、何回も侵略され、独自の文化を奪われてきた。
お釈迦さまを生み出したインドなのに。
仏教やお墓の原型をつくったインドなのに
埋葬の文化がないのだ
日本は侵略されたことがなく、神話のころから
今日に至るまで ずーっと日本の文化を継承している
それが、うらやましいとチャイトウさんは語った。
今まで、そんなこと考えたことがなかったが
言われてみればそうだ。
日本は、外国からいろんな文化を取り入れながら
日本独自の文化を 熟成させてきた。
外国のひとと交流すると、相手の国の良さを知ると同時に
日本の素晴らしさを再認識できる。