午後、「北前船」の講演会を聴きに行った。
これまで何度か御縁のあった、チェンバロ奏者
明楽みゆきさんが中心となっておられる
「現代版北前船プロジェクト」
明楽さんのご先祖さまは北前船の船首さんなのだ。
江戸時代、大阪から北海道まで 日本海廻りで往復し
さまざまな寄港地に寄りながら 様々な商品を売買した北前船。
嵐の危険と背中合わせに、ひと儲けした。
敦賀・小浜・舞鶴・宮津にも寄港したそうだ。
商品はもちろんのこと、各地の文化も運んだ。
約180ほどある北前船寄港地を結び、文化や経済の交流ができないか・・と
明楽さんはいろんな活動をされている。
西洋文化のチェンバロを演奏される優雅な明楽さんは
ものすごいカリスマ性でみんなを魅了された
北前船で文化交流の風を巻き起こそうとされる姿は
まさしく、船首さんをされたご先祖さまのDNAを受け継いでおられる。
歴史ってロマンティックだなあと感銘を受けた